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乙女高原メールマガジン 創刊号・・2000.11.23.
発行者:植原 彰 (乙女高原のある町・牧丘町在住)
Eメールアドレス xxxxxx@j-gate.net
乙女高原ファンクラブ otome@town.makioka.yamanashi.jp
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『乙女高原メールマガジン』発行にあたって
植原 彰
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乙女高原は,わが町・牧丘町にある標高1700メートル・亜高山帯の草原です。
まわりは森なのに,ここだけは約3.4ヘクタールの広さの草原です。初夏のレンゲツツジや夏のお花畑のような景観が有名です。
ぼくは,この乙女高原に魅せられ,20年間に渡って通い,自然観察を続けています。今では自分にとってかけがえのない場所になってしまい,乙女高原の自然を守るために自分にできることは何でもやっておきたいと思っています。このメールマガジンもぼくにとっては,乙女高原の
自然を守るための一つの手段です。
さて,このメールマガジンでは,ぼくの目を通しての季節ごとの乙女高原の様子や,
ぼくが知っている範囲での乙女高原に関する様々な取り組みについて紹介します。
個人的に配信するメールです。購読料は無料ですが,そのかわり,ぼくの都合に
合わせての発行なので,不定期です。
お名前とメールアドレスを教えていただければ,配信します。よろしかったら,メールで教えてください。また,このメールマガジンのことをぜひ,お友達等にも紹介してください。できるだけ多くの人に乙女高原のことを知ってもらいたいし,乙女高原の自然を守っていくために多くの人からアドバイスをいただきたいと考えています。
よろしくお願いします。
!!速報!!
『乙女高原の草原を守る!』に200人が参加!
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本日,11月23日に,乙女高原の草原を守るための草刈り作業ボランティアのイベントを開催しました。この草原は放っておけばやがて森に飲み込まれる運命ですが,今までスキー場として管理するために草原内の草や木を刈り取っていたために,結果的に美しい草原景観が続いていました。
ところが今年の春でスキー場としての契約が終わってしまいました。そこで,草原の姿を保つためには新たに誰かが
草刈りをする必要があったのです。そこで,ボランティアを広く募って,この草原景観を守るために草刈り作業をしようと企画したところ,事前の申し込みが160人以上,当日参加が30人以上と,結局,200人もの方がこの催しに参加してくださいました。
雪が降るかもしれないという天気予報でしたが,一日中快晴で,しかも風もなく,穏やかでした。最高のコンディションの中,作業を進めることができました。
今まで人手不足のため刈りきれなくて,草原から林に移りそうになっていた場所もしっかり草と木を刈ることができました。来年はきっとたくさんのお花が見られることと思います。
参加してくださった方,ありがとうございました。また,参加できなかった方は,ぜひ,来年,参加してください。
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草原内にシカの糞が・・・・
植原 彰
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乙女高原の草原内で何箇所か,シカの糞が見つかりました。
シカの糞なんて,見たことありますか? 一粒が小指の先くらいの大きさで,きれいな俵型をしています。色は
ほとんどまっ黒。そのまま包み紙にでも包めば,キャンディーか何かと間違えそうです(・・・なわけないか・・・)。そんなのがポロポロ幾つか落ちています。そうなんです。糞が『してある』というより『落ちている』『散らばっている』という感じ。一つの場所で数えてみたら,デスクトップのパソコンの画面くらいの広さに30粒が落ちて
いました。
最初に見つけたのは10月8日。『乙女高原の秋を訪ねて』観察会終了後,草原の測量をしていた時に見つけました。さすがに遊歩道しか歩いていなかった夏には見つけることはできませんでしたが,草原内に入って作業をしたため,見つけることができました。そのすぐ近くに,フィルムケースくらいの太さの木の幹が30センチメートルくらいに渡って剥げているのを発見。きっとシカが角を研いだ跡だと思います。11月1日には,スキーのリフトの機械が置いてあった場所で発見。11月4日には,草原の中2箇所で見つけました。
「そうか,この草原には結構シカが来ているんだなあ」
そう思いながら歩くと,自然とシカの痕跡を探そうとしてしまいます。そんな目で見てみると,乙女の草原の裏山(三角点の奥)の細い木の何本かに『シカの研ぎ跡』
が見つかりました。今まで何年も,何十回も来た場所なのに,今まで気づきませんでした。
やっぱり自然観察は「心ここにあらざれば,見れども見れず」ですね。
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催し物案内 観察会『乙女高原の冬を訪ねて』
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冬には冬にしか見られない自然の姿があります。夏,あんなににぎやかだった草花たちのドライフラワー。草原
保全のため草刈りをした直後の『丸坊主頭』の様子も観察できます。また,冬はいろいろな動物たちの痕跡を
見つけるにも適した季節。アニマル・トラッキングにも挑戦してみましょう。
・日時 2000年12月3日(日) 午前10時〜12時
・主催 牧丘町,乙女高原自然教育研究会,『乙女高原の森』連絡会議
・協力 ノラやまなし(NACS−J自然観察指導員山梨県連絡会)
・後援 牧丘町教育委員会
−−−観察会の概要−−−
・草原内の遊歩道を歩く程度ですから,足腰の弱い方でも参加できます。
・定員30名。定員に達しましたらしめきります。
・集合は,乙女高原グリーンロッジ前に10時。終了は12時の予定
*乙女高原グリーンロッジ ・0553−35−3866・
・小雨でも行いますが,参加するかどうかはご自分でご判断ください。
・参加費は大人も子どもも,お一人 100円(保険料,資料代等)
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乙女高原は標高1700mの亜高山帯にあります。甲府盆地と比べ10℃も気温が低いこともあります。
くれぐれも服装にご注意ください。
・筆記用具をご持参ください。ポケット・タイプの図鑑類(植物,昆虫,鳥,…)や双眼鏡,虫めがねなどの観察用具があると便利だし,楽しめます。
・観察会は午前中で終わりますが,帰るまでに時間がかかるので,お弁当持ちで来られるといいと思います。
・問合せ・申込み先 牧丘町役場地域活性課 ・404-8550 山梨県牧丘町窪平 350
TEL 0553−35−3111(代) FAX 0553−35−3733
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ご意見・ご感想等をお寄せいただけるとありがたいです。また,乙女高原に関するご意見や訪れてみてのレポート,乙女高原の思い出など,乙女高原に関する投稿もお待ちしております。投稿の際は,お名前やメールアドレスを
公表してもいいかどうかをお書き沿えください。
このメールマガジンは無料で配信しています。ぜひ,お友達等にご紹介ください。
お名前とメールアドレスを教えていただければ,最新号から配信させていただきます。
『乙女高原メールマガジン 創刊号』を読んでくださり,ありがとうございました。
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乙女高原メールマガジン 創刊号・・2000.11.23.
発行者:植原 彰 (xxxxxx@j-gate.net)
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