□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□    乙女高原ファンクラブ 公認  乙女高原メールマガジン 第114号 2004.8.31. 発行者:植原 彰 (乙女高原のある町・牧丘町在住) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・   ▲▼ も く じ ▼▲ NEW! 0.【ニュースニュース】 NEW! 1.【活動報告】 やまなし山の日観察会…8月8日(日) NEW! 2.【活動報告】 乙女高原マルハナバチ調べ隊 第2回…8月8日(日)     3.【活動報告】 夏の自然観察会2回目…8月29日(日)     4.【参加者募集】 乙女高原マルハナバチ調べ隊2004…9月12日 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   0.【ニュースニュース】 ●@農文協から出ている隔月刊の雑誌「食農教育」は,「カイコの育て方」だの「豆 腐の作り方」だの,それらを地域を巻き込みながら学校でやっちゃう・・・という, とても楽しくて「いいなあ」と思える実践やノウハウがいっぱい。この9月号から, 乙女高原での取り組みについての連載を始めました。ウエハラの連載自体はもう2年 目に入っていて,「地域の自然を観察していたら,自然保護へと自然に流れていっ た」といった内容です。146ページから4ページにわたってです。よろしかったら, 読んでみてください。 ●Aマルハナバチの紙芝居で,ぼくが最後に紹介しているキバナアキギリ,今年も咲 き始めました。杣口林道は始点から,0.1キロメートルごとに始点からの距離をあ らわすポストがあるのですが,その4.2キロメートル・ポストのあたりを探してく ださい。  なお,焼山林道は現在も通行止め。9月10日までは確実に通れません。乙女高原へ は杣口林道(杣口−柳平)を経由して来てください。 ●B9月12日は,今年最後の「マルハナバチ調べ隊」です。10時にグリーンロッジ前 集合。今年最後にどんなハチに出会えるでしょうか? ●C乙女高原ファンクラブの次回世話人会は,9月15日(水)午後7時半から,牧丘 町総合会館です(牧丘に文化ホール「花かげホール」や温泉「花かげの湯」があるの ですが,その坂を下ったところの建物)。ファンクラブ会員であれば,どなたでも参 加できます。どうぞ,おいでください。 ●D乙女高原グリーンロッジの裏に,外から入れるトイレがあります。男子トイレの 入り口のすぐわきの,ちょっとした板の隙間から,盛んにハチが出入りしています。 きっと建物の中に巣を作ったんでしょうね。このハチの名前はキオビクロスズメバチ というのだそうです。デジカメで接写しようと近づいても攻撃する気配はまったくな く,おとなしいハチだなあという印象を持っていますが,ロッジの管理人さんが心配 してベニアでトイレの入り口にガードを作ってくださいました。なりは小さくてもス ズメバチの仲間です。これから秋になるとスズメバチ類は気が立ってくるので要注 意。スズメバチによる事故も秋に集中して起きています。できるだけロッジの中のト イレを利用するようにしてください。観察したかったら,できるだけ動作をゆっくり してください。ハチは動きの速いものほどよく反応します。間違っても,振り払った りしたら,いけませんよ。 ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐     1.【活動報告】   ●やまなし山の日観察会●…8月8日(日)  8月8日は「やまなし山の日」。しかも,今年は日曜日とぶつかっています。県では 山の日のメインイベントを乙女高原で行うこととし,参加者を募り(参加費無料)バ ス3台で乙女高原にやってきました。参加者の半分は森林インストラクターの引率で 大久保山経由乙女高原行きのハイキング。そして,残りの半分が乙女高原案内人の皆 さんが企画した自然観察会に参加しました。  観察会は案内人幹事長の坂田さんを中心にチームワークよく,しかも,おもてなし の心にあふれた出迎えをしました。なんと15名もの案内人が終結したんですよ!  胸にマルハナバチのワッペンをつけた15人が並んでいる姿は,それはそれは壮観で した。  観察会のテーマは「五感で感じる乙女高原」。  スケジュールの確認をした後,五感体操で心と五感をリラックスさせ,4つの班に 分かれて草原を歩きました。  午後からは「メニューの中から参加者に好きなコースを選んでもらう」形式です。 マルハナバチ観察コース,ブナ爺コース,野鳥の観察コース,もっと花を知るコー ス,虫の観察コース,自由に歩きたいコースの中ら,自由に選んでいただき,案内人 の案内で乙女高原の自然を満喫しました。  甲府からバスによる往復ということで,乙女高原に滞在する時間がすごく短く感じ たのですが,マイカーを持っている人でないとなかなか来れない乙女高原です。今回 は,「行きたいとは思っていても,なかなかい行けなかった乙女高原に来ることがで きました」というナマの感想を数人の参加者からの聞き,「滞在時間は短かったけれ ど,とても有意義なイベントだったな」と思いました。  天気も最高で,乙女高原案内人の皆さんが輝いて見えました。 -------------------------------------------    2.【活動報告】  ●乙女高原マルハナバチ調べ隊 第2回●…8月8日(日)  乙女高原ファンクラブでは,8月8日は二つのイベントに同時に取り組んでいまし た。じつは,もともとこのマルハナバチ調べ隊を計画していたところに,あとから山 の日イベントが割り込んできたのです。それでも,二つのイベントを同時に行ってし まったというのですから,ファンクラブもなかなかやるもんです。  事前申し込み者は4人だけでしたが,草原に来ていたご家族を勧誘し,みごとに参 加者ゲット。少しほっとしました。  参加者の少なさは,乙女高原ファンクラブのイベントでは慢性化しており,「せっ かく,多くの人が自分の時間を割いて準備をすすめているのだから,もう少し人に集 まってもらいたいよね」と話をしています。もちろん,マスコミ等にピーアールをお 願いしていますが,取り上げるか取り上げないかは,あっちの都合です。なかなか新 聞・ラジオ等で扱ってくれません。ビラもたくさん配布しているのですが,効果はイ マイチです。  「なんといってもクチコミが一番かなあ」が今の時点での結論です。メールマガジ ンを読んでくださっている皆さん,ご面倒をおかけしますが,ぜひ,まわりの方に乙 女高原のイベントを宣伝してください。ご協力をお願いします。とりあえず,次回の イベントは,今年最後のマルハナバチ調べ隊(9月12日)です。  さて,午前中は,まずマルハナバチの紙しばいを見てもらい,それから,草原でラ インセンサスをしながら,マルハナバチの見分けに慣れていただきました。午後はお 一人お一人,草花を決めて,その前で15分間マルハナバチが来るのを待つという待ち 伏せ調査をしました。最後に調査の結果を分かち合い,ハチの生態について意見交換 をして,イベントを終えました。案内人も6人も参加してくださり,にぎやかでした よ。 -------------------------------------------   3.【活動報告】  ●夏の自然観察会2回目●…8月29日(日)  まさか台風が近づいていて,これから風雨が強まるだろうという日に観察会が成立 するとは思いませんでした。  スタッフとして参加してくださった乙女高原案内人は5人。今回の観察会で全体を 取り仕切ってくださったのは小林(茂)さんでした。参加者は小学生のかなちゃんを ふくめて3人だけでした。事前申込者はもっといたのですが,天気予報を見て,キャ ンセルした人が相次いだのです。  少ない人数でしたが,少ないからこそ,観察会の中でとてもゆったりとした時間が 流れていたように感じました。大人数だと,どうしてもいろんなところに気を使わな くてはならないので,終わった後はホントにぐったりきますが,今回はとってもリ ラックスして歩けました。こんな観察会もいいもんです。  岡田さんのあいさつを聞いた後,午前中は草原の中を歩いててっぺんに。ゲレンデ を見下ろしながら山本さんから乙女高原の草原の成り立ちについてのお話を聞きまし た。台風の影響からか風がとても強かったです。それから,ブナの森へ。午前中でお しまいかな・・・と思っていたら,弁当を食べ終わった後も,まだまだ天気は崩れな さそうです。「もう少し続けますか・・・」と,草原の下の湿地に行きました。湿地 特有のいろいろな花が咲いていて,一同感激。湿地から大窪山遊歩道にアクセスし, カラマツ林の中を通って,乙女高原まで帰ってきました。  カラマツ林の中に,傘の下がスポンジみたいにポツポツと穴があいているきのこが たくさんありました。帰ってから調べたら,たぶん「ハナイグチ」(食用)です。  ロッジ前のヤマボウシの木にいた大きないもむしは,やはり帰ってから調べたら, オオミズアオの幼虫でした。オオミズアオは英名を「ムーン・モス」といい,大型で 水色のはねを持った,美しいガです。乙女高原でも成虫を見ていましたが,幼虫を見 るのは初めてでした。皆さん,じっくり見てなかったけど,損した気になってない?  こんなに美しくて,おもしろいもの,じっくり見ないと損だよ。じっくり見てなっ かた人のために,画像をアップしました↓ http://www.otomefc.net/album/imgbrdv.cgi  一番うれしかったのは,大学生のUさんが,ぼくの「手乗りザトウムシ」を,気持 ち悪がらずに自分の手の上に招いてくれたこと。きっと彼女は「虫めでる姫」に違い ないと思いました。 -------------------------------------------    4.【参加者募集】 ●乙女高原マルハナバチ調べ隊2004●   ○調査日:6月27日(日)…楽しく終了      8月 8日(日)…とっても楽しく終了      9月12日(日)…オスバチ(超レアもん)が見られるかも。 ○午前10時から昼食をはさんで午後2時ころまでを予定  集合は乙女高原グリーンロッジ。雨の場合は中止します。 ○ボランティアの調査隊員・・・募集定員は20人  小学校4年生以上。ただし,それより小さいお子さん連れの隊員も認めます。 ○日当・交通費は支給されませんが,ファンクラブから保険加入の費用を出します。 ○持ち物は筆記用具,弁当,ぼうし,飲み物,防寒具。(もっている方は)うで時計,双眼 鏡。 ■問い合わせ・申し込みは・・・乙女高原ファンクラブ事務局 -------------------------------------------   【乙女高原ファンクラブ事務局】 植原 彰(方) 〒404-0013 牧丘町窪平1110-3       電話とファックス 0553(35)3682 ご意見/ご感想/情報はこちらに・・・ xxxxxx@kougen.otomefc.net バックナンバーをご覧になりたかったら・・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/mail_mag/ 乙女高原.ファンクラブのホームページは・・・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/ 「ウエちゃんの乙女高原自然観察記」は・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/observ_top.htm ※この号は,421人にBCCでお送りしています。「乙女高原メールマガジン」は 希望する方に無料で配信しています。まわりにご希望の方がいらっしゃいましたら, アドレスとお名前を「返信」してくだされば,メール配信のリストに加えます。  お互いに顔の見えるような関係の中でメール配信したいので,あえて自動配信の メールマガジン用ホームページ等は利用しておりません。  なお,ウイルスが心配ですので週に最低1回はウイルスソフトのアップデートを 行っています。 以上。