□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□    乙女高原ファンクラブ 公認  乙女高原メールマガジン 第121号 2004.11.25. 発行者:植原 彰 (乙女高原のある町・牧丘町在住) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・   ▲▼ も く じ ▼▲ NEW! 0.【ニュースニュース】 NEW! 1.【活動報告】第5回草刈りボランティア     2.【参加者募集】 乙女高原案内人意見交換会・交流会・救急法講習会・ ・・12月11-12日(土−日)     3.【参加者募集】 第4回乙女高原フォーラム・・・2005年1月30日(日)     4.【告知開始】 第3期乙女高原案内人養成講座・・・2005年 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   0.【ニュースニュース】 ●@5回目となる今年の草刈りも無事終了しました。とってもおだやかで暖かな1日で した。参加してくださった皆さん,応援してくださった皆さん,ありがとうございま した。→「1」 ●A12月11日(土),「乙女高原案内人意見交換会」をします。案内人とうたってい ますが,もちろんファンクラブ会員ならどなたでも参加オッケーです。会終了後,交 流会をします。平たく言えば忘年会です。会場は築ウン百年という古民家。ぜひ,お いでください。→「2」 ●B次回世話人会は12月15日(水),午後7時半から,牧丘町総合会館です(牧丘に 文化ホール「花かげホール」や温泉「花かげの湯」があるのですが,その坂を下った ところの建物)。草刈りや乙女高原フォーラムについての話し合いをします。ご参加 ください。 ●C前号で報告した「まっ赤っ赤になってしまった乙女高原グリーンロッジの屋根」 ですが,ファンクラブの世話人会で,町と町教育委員会に対して要望書を出そうとい うことになりました。ご意見のある方,ぜひ,返信をお願いします。 ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐     1.【活動報告】   ●第5回草刈りボランティア●・・・11月23日(火・祝)  「ボランティアを募集して,市民活動として乙女高原の草刈りをする」という形を つくって今年で5年目です。今までももちろん「やったー!」という充実感はありま したが,自分の中では「あそこはまずかった」「あそこはもっとこうすればよかっ た」という反省のほうがずっと大きかったです。たとえば2回目(2001年)の草刈り では,何本もの大きな木を切ってしまいました。4回目の去年は,刈った草の運び出 しが不十分でした。  5年目の今年,ようやく「反省感」よりも「充実感」の方が大きくなりました。 「市民参加による」「市民・行政のパートーシップ」での草刈りの形がやっと明確に なってきたなあとしみじみ思いました。  とにかく天気に恵まれました。快晴。しかも,風がまったくなく,暖かいを通り越 して,むしろ,暑いくらい。ぼくは途中,腕まくりをしながら,草原の中を連絡に走 り回っていたくらいです。  参加者は221名。去年より20名以上,多くなっています。事前申し込みが少なく て,胃が痛かった子どもの参加者も,蓋を開けてみると10名以上。ホッとしました。  朝,ぼくはスタッフ集合時刻の30分前にグリーンロッジに着いたのですが,県林務 環境部の方たちは,そのずっと前からもう来ていたようでした。ベンチに霜が降りて いたのですが,その霜がハンパじゃないんです。ベンチの板から数え切れないほどの 氷の細い山が生えています。高さは1センチ近くもあったでしょうか。ですから,遠 くから見ると,まるで雪がうっすら積もっているようです。さすがは乙女高原の霜で す。  役場の車がなかなか来ないので心配しましたが,予定時刻をちょっとだけ過ぎてス タッフ打ち合わせを始め,あわただしい1日がスタートしました。  はじめの会終了後,さっそく班長さんを中心に各班に分かれての作業が始まりまし た。まず全員でロープをはずすことになっていたのですが,ロープの結び方が非常に 上手で,硬くて取れません。お一人,ペンチを持っている方がいて,端から取ってく ださったので,助かりました。来年は,持ち物にペンチを追加しましょう。  キッズ班は,去年の反省にたって,1週間前に下見と下準備をしておいたので,当 日の流れはとてもスムーズでした。子どもたちは,林道に積もった落ち葉を一生懸命 にかき集め,奥山さんが用意してくださった「軽トラの荷台を利用した階段」を登っ て,石垣の上に出て,そこからスタッフが木の間に張ったロープをつかみながら,落 ち葉の入った丈夫な袋をブナじいさんまで運びます。この袋は加藤さんが寄付してく ださったものです。落ち葉を入れた袋が白いので,まるで「森のサンタクロース」で す。  スタッフは作業途中のおやつまで用意していました。小笠原さん手作りのおいしい ケーキです。  子どもたち,本当に一生懸命働いてくれました。  途中,作業が間に合わなくなりそうだったので,トランシーバーで連絡を取り合 い,成城大学の方たちに応援に来てもらいました。この強力な助っ人の皆さんのおか げで,キッズ班も時間内に作業を終わらせることができました。  草刈りの方は,もう手馴れたものです。どんどん作業が進みました。「人がたくさ ん集まるのはうれしいけど,事故が起きないか心配でね」とおっしゃるのは救護班の 町田さんと三枝さん。  ロープ整理と湿地のゴミ上げ班には若い人たちばかりが集まりました。小出班長を 中心に,精力的に働いてくれました。ロープの巻きなおしなど,大変だったと思いま す。  草刈り恒例のトン汁は竹居さんの庭で取れた野菜と手作りみそ,そして,藤巻さん 提供のごぼうと肉によって作られていること,知ってました? 給水車やガス・なべは町のものです。水が自由に使えない乙女高原ですから,使い捨 て容器を使えばよさそうなものですが,県が持っているお椀を使っています。使い捨 てはしたくないのです。  その代わり,一部のスタッフが早めに乙女高原から下り,役場の流しで200個以上 のお椀をていねいに洗っているんですよ。  これも恒例,食事後の記念写真は,プロの写真家・古屋さんにお願いしました。来 年のちらしの写真はこれに決まりかな? 楽しみにしていてください。  残された仕事は全員でやらなくてもできそうだったので,ここで終わりの会をし, 一応「中締め」をし,残れる方には残ってもらい,草を運び出す作業を手伝っていた だきました。  雨宮さんと奥山さんが軽トラを手配してくださり,たくさんの草を持ち出すことが できました。  全作業と片付けの終了後,ロッジで軽い茶話会も開催できました。  こういう交流の機会をぜひ,作りたいと思っていたんですよねー。欲を言えば,2 回目みたいに,草刈り終了後,有志でロッジに泊まりこんで,大々的に反省会をした いですね。アルコールでいい気分になって,外に出ると,満天の星・・・なんて,い いと思いませんか?  町長さんも主催者あいさつの中で,「市町村合併後も,このイベントは続けたい」 とお話してくださいました。牧丘町は来春,山梨市になる予定です。山梨市にはなり ますが,牧丘町という名前は残りますし,乙女高原ファンクラブはもちろん活動を続 けます。  どうか,皆さんも,乙女高原の自然を次の世代に確実に譲り渡すために力を貸して ください。お願いします。 -------------------------------------------    2.【参加者募集】 ●乙女高原案内人意見交換会・交流会・救急法講習会●    乙女高原ファンクラブでは,今年も12月に2つのイベントを連続開催します。  一つは忘年会も兼ねた(!?)意見交換会ならびに交流会です。ここではおもに乙女 高原案内人の皆さんの今年の活動を振り返り,今後の活動について熱く語り合いま す。  もう一つは救急法の講習会です。ふもとの病院までけが人や病人の搬送に時間のか かる乙女高原で活動している私たちにとって,事故に対する備えは十分にしておかな くてはなりません。そこで日本赤十字社から講師をお招きし,救急法の講習を行いま す。  「1日目の午後だけ」とか「2日目の午前だけ」という部分参加,おおいに結構で す。どうぞ,ご自分の都合にあわせて,でも,できるだけご参加ください。 ■イベント@ 語り合おう,これからの乙女高原案内人!   意見交換会ならびに交流会 日時 2004年12月11日(土)午後3時−12日(日)午前9時   ※部分参加も可能。 会場 民宿「夢遊苑」 牧丘町北原 電話0553−35−3240 会費 9000円程度(1泊2食で7500円。これに飲み物代がプラスされます)  意見交換会だけという方は無料。宿泊なしで交流会だけという方は飲食代の実費を いただきます。 予定 午後2:30−3:00  受け付け      3:00−5:00  意見交換会      6:00−      夕食・交流会(忘年会を兼ねて)   翌朝・・・朝食後,9時ころ解散予定(引き続き,ぜひ救急法講習会へ!) ■イベントA そなえよう,もしも事故が起きたら・・・救急法講習会 日時 2003年12月12日(日) 会場 牧丘町B&G海洋センター 牧丘町窪平442-1 会費 無 料 予定 午前9:00−9:30 受け付け      9:30−12:00 救急法講習会 持ち物 上履き,筆記用具 服装 簡単な運動ができ,しかも,寒くない服装を。 講師 未定 (日本赤十字社の救急法指導員)  野外活動では救急法の習得が欠かせません。その中でも,命にかかわる心肺蘇生法 がもっとも大切です。今回は,心肺蘇生法(人工呼吸や心臓マッサージ)を体で覚えて いただきます! ■問い合わせ・申し込みは・・・乙女高原ファンクラブ事務局  植原 彰(方) 〒404-0013 山梨県東山梨郡牧丘町窪平1110  0553-35-3682 ファックス0553-35-682  E-mail xxxxxx@kougen.otomefc.net ・・・このメールに返信でもいいです・・・ -------------------------------------------    3.【参加者募集】 ●第4回 乙女高原フォーラム● ―マルハナバチって知ってる?―  マルハナバチはずんぐりむっくりで毛むくじゃら。まるで「空飛ぶクマのぷーさ ん」です。  乙女高原にきれいなお花がいっぱい咲くヒミツはマルハナバチ。マルハナバチとま るで花粉と蜜の契約をしているように見えるお花がたくさんあります。  マルハナバチは乙女高原にいっぱいいるし,しかも,めったなことでは刺さないの で観察するにも最適。そこで,乙女高原ファンクラブではマルハナバチ・ストーカー 調査やマルハナバチ待ち伏せ調査,ラインセンサス調査などを行っています。  今回のフォーラムでは乙女高原をフィールドにマルハナバチとオオバギボウシとい う花の関係を調査・研究している若き生態学者・国武さんのお話を中心に,マルハナ バチの魅力に迫ります。第4回乙女高原フォーラム スペシャルゲスト:国武陽子さん(東京大学大学院生物多様性研究室) ●日時 2005年1月30日(日) 午後1:30から午後3:30までの予定 ●会場 牧丘町総合会館大ホール  牧丘町窪平(電話0553-35-3612) ●主催 牧丘町・山梨県 乙女高原ファンクラブ ●参加費 無 料 ●問い合わせ・申し込みは・・・  ・乙女高原ファンクラブ事務局 植原 彰(ウエハラ アキラ)  ファックス 0553-35-3682  電子メール xxxxxx@kougen.otomefc.net ・牧丘町地域活性課乙女高原係 電話 0553-35-3111  ファックス 0553-35-3733  電子メール kanko@.makioka.yamanashi.jp ・・・このメールに返信でもいいです・・・ -------------------------------------------    4.【告知開始】 ※まだ受講者の募集はしていません。でも,資料や要項請求の受け付けはしていま す。 ※2005年度の案内人養成講座は「3年計画の3年目」。2005年以降の養成講座の計画 はありません。乙女高原案内人養成の最後の機会であるこの講座をぜひ,お見逃しな く! ●第3期乙女高原案内人養成講座●       ■開 催 の 趣 旨  乙女高原ファンクラブは「乙女高原の自然と,人と自然との関わりを育む」ことを目 的に自然観察会,草刈りボランティア,マルハナバチ調べ隊,乙女高原フォーラムな ど様々な活動を展開しています。その一環として乙女高原案内人を養成し,2004年11 月現在,50名もの方が案内人として登録し,活動しています。  案内人は,乙女高原等でインタープリテーション(※)活動を行い,人びとが乙女高 原の自然や地域の文化に親しみ,学ぶきっかけを与えたり,その手助けをします。そ して,乙女高原を守ろうという乙女高原ファンの底辺を広げ,保全活動の発展をめざ します。  案内人を目指す方に,乙女高原についての知識や自然解説の技能,自然保護の哲学 を身につけていただくために,養成講座を開催します。 ※インタープリテーションとは「自然の発するメッセージやその地域地域の人と自然 との関わりによって育まれてきた歴史・文化遺産を,訪れた人に分かりやすく伝える ことを通して,地域の自然や文化を守る活動」のことです。そして,その担い手をイ ンタープリターと言います。     ■期 日 と 会 場 (予定) 第1回 2005年4月17日(日) 牧丘町総合会館     牧丘町窪平 第2回 2005年5月22日(日) 乙女高原グリーンロッジ 牧丘町北原(乙女高原) 第3回 2005年6月5日(日) 乙女高原グリーンロッジ 牧丘町北原(乙女高原) ※3回とも雨天決行。原則として3回すべてを受講すれば修了です。  問い合わせ・資料や募集要項のご請求は・・・  乙女高原ファンクラブ事務局 植原 彰(ウエハラ アキラ)方 ファックス 0553-35-3682  電子メール xxxxxx@kougen.otomefc.net -------------------------------------------   【乙女高原ファンクラブ事務局】 植原 彰(方) 〒404-0013 牧丘町窪平1110-3       電話とファックス 0553(35)3682 ご意見/ご感想/情報はこちらに・・・   uehara@kougen.otomefc.net バックナンバーをご覧になりたかったら・・・・   http://www.otomekougen.npo-jp.net/mail_mag/ 乙女高原.ファンクラブのホームページは・・・・・   http://www.otomekougen.npo-jp.net/ 「ウエちゃんの乙女高原自然観察記」は・・・   http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/observ_top.htm ※この号は,433人にBCCでお送りしています。「乙女高原メールマガジン」は希 望する方に無料で配信しています。まわりにご希望の方がいらっしゃいましたら,ア ドレスとお名前を「返信」してくだされば,メール配信のリストに加えます。  お互いに顔の見えるような関係の中でメール配信したいので,あえて自動配信の メールマガジン用ホームページ等は利用しておりません。  なお,ウイルスが心配ですので週に最低1回はウイルスソフトのアップデートを 行っています。 以上。