□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□    乙女高原ファンクラブ 公認  乙女高原メールマガジン 第134号 2005.4.17. 発行者:植原 彰 (乙女高原のある山梨市牧丘町在住) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・   ▲▼ も く じ ▼▲ NEW! 0.【ニュースニュース】 NEW! 1.【活動報告】乙女高原案内人養成講座@・・・4月17日 NEW! 2.【参加者募集】乙女高原の遊歩道づくり・・・5月8日(日) ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   0.【ニュースニュース】 ●@春本番です! 「お,今年も咲き出したな」「お,初めてみたぞ」というのを手 帳なりカレンダーなりに付けておくといいですよ。ちなみに,ぼくがマルハナバチを 今年初めて見たのは4月9日。コマルハナバチの女王でした。家の近所です。 ●A次回世話人会は5月11日(水),午後7時半から,山梨市牧丘町総合会館(名 称が変わっただけです)2階の会議室で行います。どなたでも参加できます。ぜひ, のぞいてみてください。 ●B4月25日まで乙女への林道は冬季閉鎖です。杣口(そまぐち)林道は柳平集落へ の生活道路でもあるので,柳平までは車で行くことはできます。  焼山林道ももちろん通れません。しかも,焼山林道は冬季閉鎖が解除になったら, すぐに工事が始まるので,結局のところ,当分の間は通行不能なんだそうです。 ●Cだめになった杭を変えたり,ロープを張ったりしてつ乙女高原の草原に生える草 花を守ろうという「遊歩道作り」。今年は5月8日(日)です。ぜひ,おいでくださ い。(→2) ●Dいよいよ第3期乙女高原案内人養成講座がスタートしました。今年は「養成講座3 年計画の3年目」。つまり,(たぶん)最後の養成講座になります。今日,4月17日が その第1日目。昨日はスタッフ10人ほどが会場に集まって,その準備をしました。次 は5月22日(日),最終日は6月5日(日)です。スタッフをやってみませんか? アル バイト代はもちろん交通費の支給もありませんが,講師のお話を受講生に混じって聞 けるという特典つきです。(→1) ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐     1.【活動報告】    ●乙女高原案内人養成講座@●・・・4月17日 最後の養成講座(今年が3年計画の3年目です)の初日は,本当にいい天気。まるで 初夏のようでした。前日の夕方,スタッフが集まって準備と打ち合わせをしておいた ので,今日の運営はとてもスムーズでした。  9時前から集まる熱心な受講者がいらした反面,断りもなく欠席する方もいて,と ても複雑な気持ちでした。  9時半に予定通り開講式を行い,オリエンテーション,乙女高原案内人の活動紹介 をサラッとしたあと,今日のメイン・ディッシュである,今井さんのインタープリ テーションについての講義が始まりました。この養成講座では第1期(2003年)から ずっと,最初の,つまり,一番大切な講義を今井さんにお願いしてきましたが,今井 さんの講義は毎年,違うんですよね。もちろん,大枠は変わらないのですが,最初の 立ち上げの時点で必要なことと,今回のように活動が本格化したあとで必要なことは 自ずと違うはずです。ですから,講義の名前と大枠は同じですが中身が少しずつ違っ ていて,そのことがとても勉強になりました。  植原の講義では,今井さんの話を受けて,案内人の活動ではどんな危機管理・安全対 策をしているのか,乙女高原ファンクラブの行政とのつきあいは?といった話題もお り混ぜながら,乙女高原の四季と乙女高原の自然の特徴について駆け足でお話をしま した。  最後に強調したことは,この養成講座は,カルチャースクールや公民館で行ってい る講座とはまったく違うということです。この養成講座は,あくまで,乙女高原の自 然を守ることが目的で,そのためには,(乙女高原の自然を大切にする)人の心を育 てていかなければならない,そのためには,人の心を育ててくれる人材を養成しなく てはならない,そのための養成講座です。  もちろん,受講している本人にとっては生涯学習という意味合いもあるでしょう が,生涯学習が目的ではありません。あくまで,実践を想定した講座です。  もうひとつ,強調したことは,ボランティア活動であるということです。  受講生の皆さんもボランティアとして参加されていますが,ぼくらもこの養成講座 を「ボランティアで」企画し,準備し,運営しています。仕事以外,家庭生活以外の 「仕事」としてやっているわけですから,正直言って,たいへんです。たとえば,睡 眠時間を削って,書類を作ったりしているわけです。  ですから,この講座を受講した以上,乙女高原で積極的に活動していただきたい。 せっかく片足をつっこんだのですから,両足もつっこんでいただきたいというのが本 音です。  ですが,ボランティア活動ですから,どのような活動をするかは皆さんお一人お一 人が決めてください。両足を突っ込んでいただければうれしいですが,片足だけでも いいし,場合によっては小指だけでもかまいません。参加の仕方は多様であっていい はずです。自分の身の丈にあった活動をしていただきたいと思います。でもね・・ ・,たまには背伸びをしてみるのもいいもんですよ。そうしないと,いつまでたって も,背は伸びません。  昼食をはさんで午後から自己紹介と野外実習を行いました。  受講者を二つのグループに分けて,今井さんと植原の実習を交互に受けていただき ました。だから,ぼくは今井さんがどんな実習をやったか知らないんだよね・・・。  ぼくは受講生の顔を見ながら実習の中身もリアルタイムで変えてしまうので,2つ のグループにまったく同じことをやったわけではないのですが・・・  山のスケッチ・ウォッチングと双眼鏡の使い方については両グループとも行いまし た。  あとは,風景描写ゲームやお花のスケッチ・あだ名つけ,「この花を探せ」ゲーム などを行いました。  「よーく観察しよう」といったスローガンを言うのでなく,スケッチを通して自然 をよーく観察させる,ゲームを通して自然をよーく観察させる・・・といった手法を 中心に体験していただきました。  質問・意見交換の時間をとって,今日の講座を終了しました。  一番うれしく,また,頼もしかったのは15人ものスタッフがこの講座を支えてくだ さったことです。乙女高原を支える輪は確実にしっかりしたものになっています。ま た,今回,多くの方がファンクラブに入会してくださったことで,会員数は400を 超えました。乙女高原を支える輪は確実に大きくなっています。  乙女高原の自然を次の世代にちゃんと継承してもらうためには,この輪をもっと しっかりしたものに,もっと大きなものにしていく必要があります。  皆さんの,なおいっそうのご協力をよろしくお願いします。 ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐     2.【参加者募集】   ●乙女高原の遊歩道づくり● 乙女高原は標高1700メートル。冬は厳しく長いので,植物たちが花を咲かせるまで何 年もかかります。しかも,乙女高原の植物の多くは背が高く,踏まれるとダメージが 大きいのです。そのため,乙女高原では遊歩道にロープを張り,そこから中には入ら ないようお願いしてきました。 今年も,古くなったくいを替えたり,くいにロープを結びつけたりという作業を行い ます。春の乙女高原で,すがすがしい汗をかきませんか? ■主 催:山梨市,山梨県,乙女高原ファンクラブ ■日 時:5月8日(日) 午前9:30〜午後2:00の予定      集合は乙女高原グリーンロッジ(電話0553−35−3866)      少雨決行。荒天の場合は延期します ■持ち物:べんとう,雨具,軍手。      掛け矢,なたなどの道具がある方は,ご持参ください。 ■服 装:作業のできる服装。      5月とはいえ,天気が悪いと寒いです。防寒の準備を ■作業内容:くい打ち,ロープ張り,草原内のごみ拾いなど ■その他:焼山林道(塩平−焼山峠)が工事のため閉鎖されています。杣口林道(杣口 −柳平)を経由して,乙女高原までおいでください。 ■問い合わせ/申し込み:山梨市観光課(三富支所内)   担当:温井(ぬくい) 〒404-0201 山梨市三富川浦262   電話 0553(39)2121 ファックス 0553(39)2138 ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐   【乙女高原ファンクラブ事務局】 植原 彰(方) 〒404-0013 山梨市牧丘町窪平1110-3       電話とファックス 0553(35)3682  ◎寄付用の郵便振替口座    口座番号 0220−8−71093    加入者名 乙女高原ファンクラブ ご意見/ご感想/情報はこちらに・・・ xxxxxx@kougen.otomefc.net バックナンバーをご覧になりたかったら・・・・  http://www.otomekougen.npo-jp.net/mail_mag/ 乙女高原.ファンクラブのホームページは・・・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/ 「ウエちゃんの乙女高原自然観察記」は・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/observ_top.htm ※この号は,426人にBCCでお送りしています。  「乙女高原メールマガジン」は希望する方に無料で配信しています。まわりにご希 望の方がいらっしゃいましたら,アドレスとお名前を「返信」してくだされば,メー ル配信のリストに加えます。  お互いに顔の見えるような関係の中でメール配信したいので,あえて自動配信の メールマガジン用ホームページ等は利用しておりません。  なお,ウイルスが心配ですので週に最低1回はウイルスソフトのアップデートを 行っています。 以上。