□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□    乙女高原ファンクラブ 公認  乙女高原メールマガジン 第150号 2005.11.3. 発行者:植原 彰 (乙女高原のある山梨市牧丘町在住) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ▲▼ も く じ ▼▲ NEW! 0.【ニュースニュース】 NEW! 1.【情報提供】風力発電は自然に優しい? NEW! 2.【参加者募集】親子で来てね! 草刈りボランティア    3.【参加者募集】第6回 乙女高原の草原を守る! 草刈りボラ    4.【参加者募集】第5回 乙女高原フォーラム ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   0.【ニュースニュース】 ●@草刈りボランティアのちらし,まだ十分あります。「○日に,○○の集まりがあ るので配りたい」といったリクエスト,大歓迎です。 1県立博物館(ウエハラの勤め先。笛吹市御坂町)に取りに来る。博物館のアドレス は http://www.museum.pref.yamanashi.jp/index.html  ここに地図情報もありま す。 2ウエハラの自宅に取りに来る 3「○部ほしい」と返信して,ウエハラが郵送する。 の3パターンが考えられます。  いずれにしても,11月に入った今がPRの一番のチャンスです。たくさんのちらし を,たくさんの人に配ってください。これも乙女高原の自然を守る活動の一つです。 ●A今年,乙女高原で3回シリーズで行われた「マルハナバチ調べ隊」の様子がテレ ビで放映されます。峡東CATV(甲州市と山梨市牧丘町・三富)で11月29日から12 月2日の4日間。放映時間帯は,6:30〜,10:00〜,15:00〜,19:0 0〜,22:30〜の1日5回です。 ●B乙女高原の草刈りイベントにちなんで,乙女高原の自然のナゾに迫る番組がYB Sテレビで放映されることになりました。ウエハラが生出演します。夕方5時20分か ら5時50分まで生放送されている「ゆうひのジャングル 山梨知的探検隊」という番 組で,11月10日(木曜日)です。お見逃しなく! ●C草刈りイベントについては,エフエム・フジでも放送されることが決まっていま す。11月18日(金)午前9時20分から5分間程度。エフエム・フジの「富士の 国やまなし」という番組の中でです。ウエハラがインタビューを受けます。エフエ ム・フジは山梨を始め1都4県で受信できるそうです。周波数は78.6(東京), 83.0(甲府),80.5(身延)各MHzです。 ●D次回世話人会は11月16日(水),午後7時半から,山梨市牧丘町総合会館(文化 ホールや花かげの湯の東下)2階の会議室。いよいよ草刈りについての最終確認で す。どなたでも参加できます。ぜひ,のぞいてみてください。 --------------------------------------------------     1.【情報提供】 ●風力発電は自然に優しい?●  乙女高原の「お隣」,柳平地区に巨大な風力発電のプロペラが設置されるかもしれ ないことは,以前,このメールマガジンでも取り上げました。  たしかに発電する時には化石燃料を使わず(とはいえ,作る時,設置する時には使 います),地球に優しい,クリーンなエネルギーと言えます。  でも,ぼくは島根や山形で巨大な風車がゆっくり回っている様子を遠くから見て, 「本当に大丈夫なの?」という不安が自然とわき上がってくるのを押さえることがで きませんでした。そんなぼくの漠然とした不安感を立証するような新聞記事を相次い で見つけたので,報告します。 ●一つめは2005年10月2日の読売新聞。「風力発電 雷ショック」というタイ トルです。内容は以下の通り。  「国内最大の風力発電施設として昨年12月にスタートした岩手県の釜石広域ウイ ンドファーム(定格出力4万2900キロ・ワット)が3ヶ月運転しただけで停止状 態となり,ようやく今月中にも運転再開できるめどが立った。続けて2度の落雷を受 け,プロペラ型の羽根(ブレード)が破損したのが原因で,運営会社は衝撃や電流に 強い羽根に交換したが,風力発電の天敵とされる落雷そのものを防ぐのは難し い。・・・(以下略)」 ●二つめは,2005年10月30日のやはり読売新聞。「風力発電は自然破壊?」 というタイトル。内容は以下の通り。  「この事業は,岐阜県高山、下呂両市にまたがる御嶽山県立自然公園内の国有林薬 6ヘクタールでの「濁河(にごりご)風力発電」。斐太工務店(本社・名古屋市)が 56億円をかけ,高さ薬120メートルの風車10基(計2万キロ・ワット)と送電 線,管理用道路などを来月6月から建設する計画だった。  用地は水源涵養保安林と保健保安林に指定されているため,同工務店は両市に対 し,指定解除の特区申請を林野庁に提出するよう要請した。  しかし,日本野鳥の会や日本自然保護協会などの自然保護団体が「計画地がタカ類 などの渡りのルートにあり,野鳥を巻き込む事故のおそれが大きい」「景観を損な う」などと懸念を表明。専門家からは,動植物の生態系に悪影響を与えるとも指摘さ れた。  このため,両市は、「開発による自然改変の不安が解消されない」などとして、特 区申請の見送りを決定,同工務店に通知した。・・・(以下略)」  本当に現地の自然に悪影響がないか,じっくり調べてもらいたいですね。 --------------------------------------------------     2.【参加者募集】 ●親子で来てね! 草刈りボランティア●  行うのが「草刈り」という刃物を使う作業だからでしょうね,「子どもは危ないか ら」「子どもは足手まといだから」と,草刈りボランティアに親だけで参加する方が 毎年,いらっしゃいました。  今,いったい何人の子どもが親の働く後ろ姿をちゃんと見ているでしょうか? ま してや,乙女の草刈りはボランティア作業です。一銭にもならない作業を,だけど, 次の世代つまり子どもたちに大切なものをちゃんと譲り渡すために,協力して汗を流 して働いている大人たちの姿を,親の姿を,ぜひ子どもたちに見てもらいたいと強く 強く思います。  だから,ぜひ,お子さんのいる方は親子で参加してください。  若い人も,ぜひ参加してください。きっと子どもたちが「あんなお兄ちゃん・お姉 ちゃんになりたい」と思ってくれます。  とはいえ,やっぱり草刈り作業は子どもにとって危ない作業であることは事実で す。  また,インタープリテーションのバイブルともいえる「インタープリーティング・ アワ・ヘリテージ」という本にも「12歳までの子どものためのインタープリテーショ ン・プログラムは,大人向きのプログラムを易しくしたり,薄めたりしたものであっ てはならない。まったく別のプログラムが必要だ」とあります。  そこで,一昨年から,子ども向けのプログラムを始めました。一昨年も昨年も,そ して今年も,「ブナじいの根本に落ち葉のふとんをかけてあげる」というプログラム です。  乙女のブナじいに会いに行ったことがありますか? 乙女の裏山の尾根筋にすっく と立っています。尾根筋に立っていますから,とても大切なブナの木です。この木が なかったら,おそらく土がどんどん流され,山は荒れてしまうでしょう。それを一人 でぐっとふんばって立ち,山を守っています。  そんなブナじいですが,尾根筋ですからどうしても土が流されやすく,根が地面か ら浮いてしまうような状況にありました。年をとったこともあり,幹の所々からキノ コも顔を出し,決して元気とはいえない状況です。  「そんなブナじいに,落ち葉のプレゼントをしよう。落ち葉はやがてくさってブナ じいの栄養になるし,浮いてしまった根を埋めることもできる。でも,森の中で落ち 葉を集めたら,ほかの木々にめいわくなので,林道に降り積もった落ち葉だけを集め て,根元に持って行ってやろう」とういのが,このプログラムです。  グリーンロッジ前を出発した子どもたちがブナの森からお昼に帰ってくるころは, 草原はきれいに草刈りされているはずです。その違いにびっくりする子どもたちの顔 が目に浮かびます。  このプログラムは,乙女高原でボランティアのインタープリターを買って出てくれ ている乙女高原案内人の皆さんが運営にあたります。  11月23日は,大人は草刈りに,子どもはブナじいに落ち葉のふとんかけに,一緒に 乙女においでください。  お待ちしております。 --------------------------------------------------     3.【参加者募集】 ●第6回 乙女高原の草原を守る! 草刈りボランティア●  過去5年間の参加者数を調べてみると,1年目(2000年)は198人,以下,204人, 190人,194人,5年目の去年は221人でした。今年は何人が来てくださるでしょう か??  また,「ボラボラ」も募集中です。特に,「豚汁作り」と「アンケート用紙配り」 「道具貸し出し係」が「不足」しています。ふるってご応募ください。 ■月 日 11月23日(祝)…小雨決行 ■時 間 午前9時30分〜午後2時 ■集 合 乙女高原グリーンロッジ ■持ち物 弁当,飲物,雨具,帽子,あればカマなどの道具。 ■参加費 誰でも100円(保険料ほか) ■おもな作業内容 ・草原内の枯れ草の刈り取り ・草原内のごみ拾い ・遊歩道のロープ回収 ・ブナじいさんを救え!(子ども向けプログラム) ■申し込み・問い合わせ   できるだけ11月18日までにお申し込み下さい    山梨市役所観光課「草刈りイベント」係      〒404-0201山梨市三富川浦262      電話0553-39-2121 ファックス0553-20-4050 --------------------------------------------------     4.【参加者募集】 ●第5回 乙女高原フォーラム●  まだ細部が十分詰め切れてないので,詳しいことは言えないのですが,日程は固ま りましたので,お知らせします。今から予定表に入れておいてください。 ■月 日 2006年1月22日(日) ■時 間 午後1時30分〜3時30分 ■会 場 山梨市民会館大ホール(予定) 山梨市万力公園北 ■主 催 山梨市,山梨県,乙女高原ファンクラブ ■参加費 無 料 --------------------------------------------------   【乙女高原ファンクラブ事務局】 植原 彰(方) 〒404-0013 山梨市牧丘町窪平1110-3       電話とファックス 0553(35)3682  ◎寄付用の郵便振替口座    口座番号 0220−8−71093    加入者名 乙女高原ファンクラブ ご意見/ご感想/情報はこちらに・・・ xxxxx@kougen.otomefc.net   (このメールに直接返信でもいいです) バックナンバーをご覧になりたかったら・・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/mail_mag/ 乙女高原ファンクラブのホームページは・・・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/ 「ウエちゃんの乙女高原自然観察記」は・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/observ_top.htm ※「乙女高原メールマガジン」は希望する方に無料で配信しています。まわりにご希 望の方がいらっしゃいましたら,アドレスとお名前を「返信」してくだされば,メー ル配信のリストに加えます。お互いに顔の見えるような関係の中でメール配信したい ので,あえて自動配信のメールマガジン用ホームページ等は利用しておりません。   以上。