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 乙女高原メールマガジン ダイジェスト版

 第021号 2001. 6.15.  
発行者:植原 彰 (乙女高原のある町・牧丘町在住)

      Eメールアドレス  xxxxxx@j-gate.net

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   2時間で25種類!

  野鳥の観察会・・・6月9日

    (第021号  2001.6.15より)

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 6月9日,やまなし野鳥の会から5名の講師をお迎えして,乙女高原で野鳥観察会

を行いました。主催は乙女高原ファンクラブ。参加者は25人。

 梅雨の中休みという曇り空の下,草原や森の中を歩きながら,野鳥の声を聞いた

り,姿を探したりしました。

 

 まずはシラカバに巣を構えているアカゲラ(きつつきの仲間)の夫婦の子育てを観

察です。巣穴の前には草原が広がっていますから見通しがよく,遠くからでも様子が

よく分かります。

 また,親が巣穴に帰ってきた時には,雛の鳴き声がひときわ大きくなるので,すぐ

それと分かります。

 中には列から離れて,親が巣に戻ってくるのを座り込んでずっと待っている人もい

ました。

 

 ホオジロ,ビンズイといった『草原のすぐそばの高い所で鳴くのが好き』という鳥

は,乙女高原で最もよく見かける鳥と言っていいでしょう。ホオジロなんて,思いっ

きり胸を張り,くちばしを上に向けてさえずっています。まさに渾身の力を込めて鳴

いているって感じで,地味な鳥なのですが,ぼくはとても好感を持っています。

 

 カッコウ,ツツドリ,ジュウイチ,ホトトギスという『カッコウ4兄弟』の鳴き声

が時々,遠くから響いてきました。この4兄弟,姿形を見ただけではほとんど見分け

がつかないのですが,鳴き声がまったく違います。ホトトギスは鳴きながら飛んでい

る姿を見ることができました。

 

 森の中にはコルリの声が響いていました。「チッチッチッ・・・」と何回かの前奏

をつけた後,大声の早口でさえずりをまくしたてます。最後に「DJDJ」という後

奏をつけることもあります。やぶの中で鳴いているので,なかなか姿を見ることがで

きません。

 

 一番印象に残ったのは,モミの巨大な枯れ木をたたくオオアカゲラの姿をじっくり

見られたことです。遠くからだったので,彼も安心してたたき続けることができたよ

うです。ドドドドド・・・・とくちばしで枯れ木をたたく,迫力ある音は遠くまで響

いてきます。それはもう「つつく」といった感じではありませんでした。

 

 結局,2時間強ほど歩く間に25種類の野鳥を確認することができました。

 

ジュウイチ,カッコウ,ツツドリ,ホトトギス,オオアカゲラ,アカゲラ,コゲラ,

ビンズイ,モズ,コルリ,アカハラ,ウグイス,センダイムシクイ,メボソムシク

イ,キクイタダキ,オオルリ,キビタキ,エナガ,コガラ,ヒガラ,シジュウカラ,

ホオジロ,アオジ,カワラヒワ,ハシブトガラス

 

 この観察会に参加した小学校1年生のこめいぢさおりちゃん(塩山市)の日記を,

本人の許可をいただいた上で,ご紹介します。(字を習ったばかりの1年生の6月の

日記ですよ!!)

 

 きょう,まきおかの おとめこうげんに いきました。とりの かんさつを しま

した。たくさんの なきごえを きいたり,ぼうえんきょうで きれいな とりも 

みました。いちばん きれいだったのは,おおあかげらでした。あたまが あかくて

 きを つついて いました。

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