□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  乙女高原メールマガジン 第029号 2001. 9.15. 発行者:植原 彰 (乙女高原のある町・牧丘町在住) Eメールアドレス  xxxxxx@j-gate.net □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■    (((もくじ))) 1.秋の乙女高原 2.乙女高原自然講座『巣箱をのぞいてみよう』の案内(再録) 3.乙女高原ファンクラブ メーリングリストの予告 ※このメールマガジンは今のところ,まったくの『手動』で(メルマガ配信サイトは 利用せずに),ご希望の方に無料で配信しています。ご希望の方がありましたら,植 原までメールアドレスとお名前を,電子メールにて送ってくださいますよう,お話く ださい。 ※ 9/18(火)夜6時半。UTY(テレビ山梨)にて,秋の乙女高原の様子が放映 されます。ナビゲーターはわたくしウエハラです。ぜひご覧ください。 ========================  秋の乙女高原〜 9月15日 ========================  今日,久しぶりに乙女高原に行きました。テレビ局の取材があり,それにつきあう ためです。はずかしかったけど,腕に『乙女高原ファンクラブ』の腕章をしっかり巻 いて,ビデオカメラに収まってきました。オンエアは火曜日の午後6時半ごろ。UT Y・テレビ山梨です。お見逃しなく。  草原はすっかり秋でした。長袖がちょうどいいくらいです。  目立って多かった花は,ゴマナ(白い小さな花が集まってる),アキノキリンソウ の黄色い花,「トゲのないアザミ」の異名を持つ(勝手に持たせてるだけだけど)タ ムラソウ,乙女高原の秋の花代表マツムシソウ,そして,ススキなどです。  ちょうど咲き始めていたのは,ねぎぼうずにそっくりのヤマラッキョウ,推理小説 でおなじみのトリカブトでした。リンドウのつぼみはまだまだ小さかったです。  たくさんのチョウにもお目にかかりました。今年流行・豹柄のヒョウモンチョウの 仲間のほか,クジャクチョウ(名前からして美しそうでしょう?)やキベリタテハ, モンシロチョウも見ました。  すごかったのは,草原内いたるところで地面が掘られていたことです。「お花の盗 掘か?!」と怒り出した人もいたそうですが,よくよく観察してみると,先のとがっ た棒のようなものを地面すれすれに力いっぱいさして,一発で掘り起こした・・・と いう感じです。地面が草花の根っこごとひっくり返っているところもありました。  また,草原内を見ると,なにかが駆け回った跡のような,けもの道のようなものが 見えます。  地面を掘ったり,草原内で運動会をした(?)犯人は,おそらくイノシシ。  乙女高原を猟区にしている猟師さんの話によると昭和40年代までは乙女高原には イノシシはいなかったそうです。イノシシはもともと南方系の動物。体のわりに細い 足は藪の中を駆けまわるのには適していますが,雪の中は大の苦手。ところが,乙女 でもだんだん大雪の降ることが少なくなり,結果的にイノシシを招いてしまったので は?・・・と,ぼくは考えています。これも地球温暖化の影響と言えるのでしょうか ?  帰り道,いつものことながら,車を捨てたくなりました。運転しながら「あ,あそ こにあんな花が咲いている」「あれっ? あそこに見えるのは何だろう?」といろい ろなものが目について仕方ありません。  「あ〜ん,もう! 歩いて行けば,すぐに立ち止まってカンサツできるのに!」  それでも何箇所かで車を止め,秋の花を写真に収めたり,見たことのないチョウを じっくり眺めたりしました。(後で調べたら,ナンブアザミに来ていたこの「チョ ウ」は,どうやらイカリモンガという「ガ」だったようです)  最後に車を止めたのは林の下にキバナアキギリが咲いているところ。シソの仲間の この花は,歯医者さんで「はい,口を大きくあけて〜」とやっているみたいです。そ して,おもしろいのが,口の中に見えるおしべをそのへんの草の茎で押すと,上から めしべがベローンと下に飛び出てくるところ。シーソーみたいに,おしべとめしべが 連動して動くようになっているのです。  毎年,秋になるとこの花で「めしべベローン」をやるのが密かな楽しみです。何度 やっても笑えます。 ======================== 乙女高原自然講座『巣箱をのぞいてみよう』の案内 (再録) ======================== ○9月23日(日)9:30−12:00(小雨決行) ○乙女高原グリーンロッジ前集合 ○参加費 100円 ○持ち物 帽子,筆記用具,(あれば)虫めがねなど ○内 容・乙女高原のまわりの森にはたくさんの巣箱が架けっぱなし。     ・中には壊れかけているものもあります。     ・それらをはずしながら,中を見てみようという観察会です。 ・連絡先・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(牧丘町役場内)      0553−35−3111(代)      otome@town.makioka.yamanashi.jp     (このまま,ぼくに返信してくださっても結構です)     (県外から来られる方などで,前泊・後泊を希望される方も事務局まで      お問い合わせください) ======================== 予告・いよいよ稼働! 乙女高原ファンクラブ メーリングリスト ========================  「明日,乙女高原に行きます。どなたか一緒に行きませんか?」  「乙女高原でこんな花を見たのですが,知っている人がいたら,教えてください」  「乙女高原について喫茶店○×で話をしませんか?」  そんな気軽な情報のやりとりが乙女高原ファンの間でできたらいいなあ・・・と, ずっと思っていました。このたび,乙女高原ファンクラブの会員の方から「それなら メーリングリストを立ち上げましょうよ。必要な準備は私のほうでやりますよ」とい う暖かい申し出を受けました。  皆さんが今,お読みになっている「乙女高原メールマガジン」はあくまで,ぼくウ エハラから皆さんへの一方通行の情報発信です。メールマガジンに投稿することはも ちろん自由だし,大歓迎なのですが,一度,ウエハラというパイプを通らないことに は,情報として流れません。  ところが,メーリングリストでしたら,あるところ(サーバー)へ情報(メール) を送れば,登録されている全ての人のところにそのメールが届きます。一人の発言が みんなに聞こえるわけで,要するに談話室で何人かで談笑しているようなものです。  今,準備は大詰めになっています。たぶん,次号のメルマガでメーリングリストの ことをご紹介できると思います。楽しみに待っていてください。  そうそう。基本的にメーリングリストは乙女高原ファンクラブ会員になっているこ とが条件です。  これを機会にぜひ,ご入会ください。年会費の規定はありません。いつでも,だれ でも「入会する」と宣言し,必要な手続き(※)をすれば,会員になれます。 ※入会に必要な手続き・・・・入会日,お名前,ご住所(ここまで必須。あとの項目 はあってもなくてもいい),電話番号,ファックス番号,メールアドレス,所属団体 や肩書など,ご意見・・・・を乙女高原ファンクラブ事務局(牧丘町役場内・055 3−35−3111(代) otome@town.makioka.yamanashi.jp )までお伝えくださ い。 ぼくもこの会の代表世話人をやっていますので,このまま,ぼくに返信してくださっ ても結構です。ぼくから事務局に伝えます。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆  乙女高原メールマガジン 第029号 2001. 9.15. 発行者:植原 彰  (xxxxxx@j-gate.net ) ※この号は256人の読者の皆さんにお届けしています ※バックナンバーが欲しい方は,ご一報ください。無料でお送りします。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇