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   乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン 第035号 2001.11.4.
発行者:植原 彰 (乙女高原のある町・牧丘町在住)
ご意見/ご感想/情報はこちらに・・・
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http://www.otomekougen.npo-jp.net/mailmagajin.html/

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   (((もくじ)))

1.11月1日の乙女高原

2.乙女高原草刈りボランティアのちらしができました

3.ボラボラへの立候補、ただいま6人

 

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1.11月1日の乙女高原ー森が明るかったよ

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 11月1日、久しぶりに乙女へ行きました。

 途中の林道は、紅葉が真っ盛りで、赤あり黄色あり茶色ありで、とてもきれいでした。

特に、ダンコウバイの黄色がいいですね。

 

 今回は,途中ちょっと寄り道して「棚沢の滝」に行ってみました。塩平から林道に

入ってものの5分もしないうちに「棚沢の滝入り口 これより5分」の看板があるので、

場所はすぐに分かると思います。

 

 何回かの台風のためか、道はだいぶ荒れていて、途中で途切れていました。それで

も赤スプレーの目印を頼りに2度ほど川を渡りながら登っていくと、ありました、岩を

水しぶきが駆け下っている滝が。滝壷の岸にはいろいろな色の落ち葉が溜まって

いました。

 

 帰り道は「リスのテラス」が目に付きました。岩畳の上がちょうどカフェテラスの

ようになっていて、リスが食べたであろうクルミのかけらがたくさん落ちています。

ここでリスがカリカリ・・・とクルミの実を割っている様子を想像し、なんだか楽し

くなりました。

 

 そうそう。「ネズミのレストラン」もありました。これは岩と岩でできたすきまの

ようなはところが、ちょうどネズミが食事をするのにおあつらえ向きになっていると

ころです。やっぱりクルミの実がたくさんありました。こちらのクルミは両側にきれ

いに丸く穴があいています。アカネズミが一生懸命かじってあけた穴です。 

 

 さて、今回乙女へ来た大きな目的は、草原内の遊歩道ロープにつけた花や説明の看

板をはずすことです。看板を探しながら草原の中をずっと歩きましたが、乙女高原は

もう冬の初めという感じで、咲いている花はもう見られませんでした。

 

 森のコースも歩いてみましたが、なんだか夏と雰囲気が違います。木々が葉を落と

してしまったので、太陽の光が中まで届いていて、とても明るい雰囲気です。ちょっ

ぴり残った葉に日の光が当たり、まるでステンドグラスのようでした。

 

ブナじいさんの森にも行ってみました。もうブナの葉も落ちていて、そんな葉っぱの

ふとんをかぶってしまったのか、ブナの実はみつかりません。

 

 しばらくぼーっとブナじいさんを眺めて、帰ろうとしたら、大きな羽音が近づいて

きました。アカゲラというきつつきが飛んできたのです。

 双眼鏡で姿を探し、しばらく眺めて,少し近づいて、また双眼鏡で眺めて・・・・

ということを繰り返しながら時間をかけて近づいていったら、彼女も(メスでした)

安心したのか、逃げて行ってしまうことなく、木をつつく様子をぼくに見せてくれま

した。

 ブナ、ハンノキ、ダケカンバの枯れ枝をつついていました。まるでアカゲラの頭部

がかなづちの鉄の部分のような感じでコツコツコツと、かなりの勢いでつついて(た

たいて)います。よくもまあ頭痛どころか脳震盪を起こさないものだと感心してしま

いました。

 1つの枝をつつき終わると、次の木に飛んで移るのですが、その様子はまるでセミ

です。バーッと飛んでいって、ピタッと幹に止ります。そこから少しずつ上下に移動

するのですが、それはカンガルーがピョンピョンはねる姿を縦にしたような感じで

す。丈夫な尾羽根で体を支えながら、両足をそろえてピョンと跳ねる幹事です。

 一般的に鳥の足指は前に3本・後ろに1本(ニワトリだとこの1本が蹴爪になってい

ます)ですが、キツツキは木に縦に止る事が多いので、X字状に前に2本、後ろに2本

です。それもよく見えました。

30分くらい、アカゲラの様子を眺めていました。

 

午後4時にはもうロッジ正面の斜面(ゲレンデ)の頂上に陽は沈んでしまいました。

その様子をコーヒーを飲みながら眺めて、下ってきました。途中、まだ太陽の光を浴

びたカラマツ山のこんじき色が、目にまぶしいほどでした。

 

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2.乙女高原草刈りボランティアのちらしができました

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 乙女高原ファンクラブ事務局の久保川さんの夜なべ仕事によって、今年の草刈りボ

ランティアのすてきなちらし(案内パンフレット)ができました。A4版の両面印刷です。

 表面はカラーで、ポスターのようです。裏面には、昨年の草刈りの様子や今年の

草刈りボランティアの案内、さらに、草刈りをしなければならない理由やその背景、

乙女高原ファンクラブ入会の案内など、盛りだくさんの情報が分かりやすく書かれてい

ます。

 牧丘町役場はもちろん、いろいろなところにこのちらしを置かせてもらいたいです。

 「あそこのお店に置いてもらうから、30部ほど送ってよ」といった「PRボランティア」

をぜひ,お願いします。もちろん、「個人的にほしい」「職場の同僚にも配るから」

といったことでも結構です。

 必要部数と届け先の住所やお名前をメールにて植原までお知らせください。

 

 とりあえず、今日(11月4日)、植原が乙女高原まで登って、グリーンロッジの

玄関前に「自由にお取りください資料」として置いてきました。また、牧丘町西保の

鼓川温泉と塩山バイパスのおそば屋さん「七福」にも、ちらしとポスターを置かせて

もらいました。そうそう、この店のマスターは自然観察指導員です。こだわりの

おそば屋さんで、登山帰りに寄る人が多いそうです。

 

 今日の乙女高原はとてもいい天気で、林道は、まるで新雪が積もったみたいに

カラマツの落ち葉が積もっていました。ふんわりと全体的に茶色になっていて、車の

わだちの跡だけ、アスファルトの色が見えています。

 

 乙女高原の玄関口、母母峠の「富士山がよく見えるスポット」には大きなカメラを

持った人が二人、雲が流れてシャッターチャンスになるのを狙っていました。

 

草原内を歩いていたら、ふっと前を獣が走り去りました。大きさといい、後姿と

いい、ネコみたいでした。でも、乙女にネコがいるはずないし・・・、その大きさと

まわりの環境からして、テンを見たのではないかと思うのですが、これを読んでいる

皆さんはなんだったと思いますか?

 

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3.ボラボラへの立候補、ただいま6人

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 ボラボラヘ立候補してくださった方が6人になりました。とてもありがたいこと

です。ありがとうございます。同志が増えたわけで、とてもうれしいです。

 でも、まだまだ足りません。ぜひ、草刈りボランティアのボランティア=ボラボラ

への立候補,よろしくおねがいします。

 

 

1.受け付けボラボラ

 当日の受け付け係です。来てくれた人を名簿でチェックし,資料を渡すのが仕事で

す。当日,8:30までに乙女高原に来ていただき,打合せや準備をしていただきます。

 

2.駐車場の誘導/交通整理ボラボラ

 参加者の車を駐車スペースに誘導する係です。当日,8:30までに乙女高原に来

ていただき,打合せや準備をします。

 

3.班長ボラボラ

 参加者を草原の中に誘導し,草刈りの場所を教える係です。他のボラボラ同様,

当日は8:30までに乙女高原に来ていただき,打合せや準備をします。当日の打合せ

以外に,11月17日(土)午後2時に乙女高原に来ていただき,事前打合せ(草刈りの

エリア分け,刈った草の持込場所の確認 など)をします。

 じつは,主催者としては,この『班長ボラボラ』に,一番立候補していただきたい

と願っています。よろしくお願いします。

 

4.雑用ボラボラ

 そのほかにもいろいろな仕事があります。(写真撮影、ビデオ撮影等) よろしく

お願いします。

 

 主催スタッフは,ホントに少ない人数ですが,それでも乙女高原の自然をずっと

守っていきたいから,たくさんの仕事を少ない人数で分担して企画・運営を行ってい

ます。ぜひ,助けてください。そして,乙女高原の自然を一緒に守っていきましょう。 

 

・・・・・・・・要項・・・・・・・・・・・・・・

 

今年も集まれ! 乙女高原ボランティア!!

乙女高原の草原を守る!!

 

■日 時  11月23日(金/祝日)午前9時30分〜午後3時(少雨決行)

■集合場所 乙女高原グリーンロッジ(・0553-35-3866)

■作業内容 ・枯れ草の刈り取り

      ・遊歩道のロープはずし

■持ち物  かま、草刈り機など(お持ちの方)、弁当、軍手、雨具

■参加費  1人100 円(保険料)

■問い合わせ・申込先

      牧丘町役場地域活性課「乙女高原の森」係

      〒404-8550 山梨県東山梨郡牧丘町窪平350

      電話 0553-35-3111(内線141 )ファックス 0553-35-3733

      E-mail otome@town.makioka.yamanashi.jp

■主催:牧丘町、乙女高原ファンクラブ、山梨県,『乙女高原の森』連絡会議

■後援:牧丘町教育委員会ほか

 

●○●○●○メーリングリストへの参加方法●○●○●○

 

mailto:otome_fc-kari@cablefreepc.org

   subscribe あたたのお名前(ローマ字)

   例・・・牧丘花子さんだったら、

   subscribe  Hanako Makioka

というメールを送ります(Subject (件名)は問いません)。

すると、メーリングリストサーバーから、自動応答でメールが返信されます。

返信されたメールの中にある confirmから始まる行全部をそのまま

mailto:otome_fc-kari@cablefreepc.orgへ返信してください

 

メーリングリストへの投稿は、

otome_fc-kari@cablefreepc.org へ送ってください。でも、confirm の行全体を送る

メールには自己紹介を入れないでください。参加メンバーに送られません。

 

  みなさんの積極的な活用を期待しています。

 

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 乙女高原メールマガジン 第035号 2001.11.4.

    発行者:植原 彰  (xxxxxx@j-gate.net)

※この号は265人の読者の皆さんにお届けしています

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