□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■    乙女高原ファンクラブ 公認  乙女高原メールマガジン 第051号 2002.7.6. 発行者:植原 彰 (乙女高原のある町・牧丘町在住) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■    ((( も く じ ))) 【乙女高原 リアルタイムリポート】 ・雲の向こうは真夏空!・・・2002年7月6日の乙女高原 【乙女高原イベントカレンダー】 ・第U期(2002年度)乙女高原自然講座 夏の集中講座のほかに・・・  ●写真セミナー・・・8月3日(土)−4日(日)  ●乙女高原 体験交流キャンプ・・・7月27日(土)−29日(月)または                        7月27日(土)−31日(水) ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ご意見/ご感想/情報はこちらに・・・      [mailto:xxxxxx@j-gate.net] バックナンバーをご覧になりたかったら・・・・    http://www.otomekougen.npo-jp.net/mailmagajin.html 乙女高原ファンクラブのホームページは・・・・・    http://www.otomekougen.npo-jp.net/ 「ウエちゃんの乙女高原自然観察記」は・・・・    http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/observ_top.htm ======================== 【乙女高原 リアルタイムリポート】 ・雲の向こうは真夏空! 2002年7月6日の乙女高原 ========================   【巣立ち】  6月29日に乙女高原の草原を歩いているとき,草原を横切って林から林にシジュ ウカラが立て続けに8羽も飛んでいきました。「あ,シジュウカラの雛たちが巣立っ て,いよいよ実地訓練が始まったな」と思いました。  今日も林道を走っていると,路上になにか小さなものがうずくまっています。あわ てて車を止めて,近づいてみると,ミソサザイという鳥の雛でした。大きさはSサイ ズのニワトリの卵程度。小さいです。それもそのはず。親だって体長10センチほ ど。体重は7ー11グラム。1円玉一つが1グラムですから,重くても1円玉11個 分しかないほどの小ささです。  こんな小さな体なのに,すごいボリュームで,しかも長い歌を歌います。時計のス トップウォッチで測ってみたら,14秒も歌いっぱなしのことがありました。 「なんか足がしっかりしているなあ」が第一印象でした。1枚だけ写真を撮らせても らいました。近くから親の声が聞こえます。気が気ではないでしょう。 後ろから追い立てると,危なっかしい飛び方で,それでも必死に逃げてくれました。 車道からは飛び去ってくれたので,安心して車に戻りました。   【夏が来た】  モモやブドウの手入れにしてもセミの初鳴きにしても,今年は季節のめぐりが早い なあ・・・と思っていましたが,乙女高原の夏のお花たちも,やっぱり咲くのが早い !  今日,すでに咲き始めていたのは,以下の草花たちです。  ニガナ,シロバナニガナ,ワレモコウ,キンバイソウ,チダケサシ,シモツケ,タ チフウロ,ノアザミ,オオダイコンソウ  もうすぐ咲きそうで,蕾も色づいていたのは, カラマツソウ,ヤナギラン,クガイソウ,  ヤマオダマキなんて,今が満開って感じでした。こんな夏本番の花たちが咲き始め たというのに,まだアヤメの蕾がありました。キンポウゲも咲いています。   【ロープにポスター】  メルマガ前号(50号)で「ロープの中に入らないで」と呼びかけましたが,この 声は現地を歩いている人には届きません。  そこで,乙女高原の草花などの写真も入れた「ロープの中に入らないでください」 ポスターを作り,ラミネート加工し,それを遊歩道のロープに結わえ付けておきまし た。7月30日のことです。 草原内7箇所ほどにポスターが付けてあります。全て写真が違うので,全部見つけて 楽しんでください。  また,遊歩道を歩いていると,「この道はどこに出るのですか」「どのくらい(時 間)歩きますか?」という質問をよく受けます。たしかに,地図も看板もないのです から,不親切といえば不親切です。  そこで,6月29日に遊歩道の交差点から交差点までのゆっくり歩いてかかる時間 を調べ,それをもとに簡単なイラストマップをパソコンで作りました。それに「現在 位置」という表示を貼り付け,やはり7枚プリントアウトしました。ポスター同様ラ ミネート加工し,遊歩道の要所要所につるしておきました。  これで少しは利用しやすくなったでしょうか?   【タカが飛んだ】  草原内をニ巡し,さてコーヒーでも沸かして飲むか・・・と思ってひょいと上を見 たら,4羽のタカが,さも気持ちよさそうに飛んでいます。  なんだかとても仲良く飛んでいるように見えました。  母母峠(ぼぼとうげ)の上空をくるくる輪をかきながら上昇し,そのうちブナじい さんの森の方角に揃って飛んでいきました。  今年生まれの巣立ち雛を連れたノスリの夫婦だったのでしょうか?  双眼鏡で追っていると,ところどころバックが真っ青になることがあります。梅雨 空の向こうは,きっとバリバリの真夏空なんでしょう。 ======================== 【乙女高原イベントカレンダー】 乙女高原ファンクラブの乙女高原自然講座のほかに ======================== ●乙女高原ファンクラブの以下の自然講座については,詳しくはメルマガの前号(5 0号)をご覧ください。 ・第1弾 乙女のお花をボタニカルアートで描いてみよう ・第2弾 植物調査入門・・・しろうとにもできる植物調査 ・第3弾 乙女高原の人気者・マルハナバチの観察会  どれか一つだけの参加も可能です。いずれの会も小雨決行。定員は20名です(先着 順)。  詳しくは・・・http://www.otomekougen.npo-jp.net/  このほかにも,夏の乙女高原はイベントでいっぱいです。 ●フォトセミナー・・・8月3日から4日   詳しくは・・・http://www.town.makioka.yamanashi.jp/ ●乙女高原 体験交流キャンプ・・・7月27日(土)−29日(月)または                        7月27日(土)−31日(水)  詳しくは・・・自然学校まほろば(加々美さん)         電話090−8033−8872           ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆  乙女高原メールマガジン 第051号 2002.7.6. 発行者:植原 彰  (xxxxxx@j-gate.net) ※この号は277人の読者の皆さんにお届けしています ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇