□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■    乙女高原ファンクラブ 公認  乙女高原メールマガジン 第059号 2002.11.10. 発行者:植原 彰 (乙女高原のある町・牧丘町在住) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 【乙女高原ファンクラブ イベント・ガイド】  ■乙女高原ファンクラブ世話人会・11月■  「世話人」会ですが,どなたでも参加できます。 ○日 時  2002年11月13日(水)午後7時30分〜  ○場 所  牧丘町総合(YLО)会館 2階 B会議室        (階段を上がって右奥の部屋です) ○議 題  @乙女高原草刈りイベント          「第3回乙女高原の草原を守る!」について         A第2回自然フォーラムについて         B乙女高原案内人について         その他   【事務局】 牧丘町役場地域活性課内 担当:久保川       電話 35−3111(内線141) ファクス 35−3733       メールアドレス otome@town.makioka.yamanashi.jp  ■乙女高原草刈りイベント「第3回乙女高原の草原を守る!」■  今年もいよいよ「乙女で草刈り」の季節になりました。乙女高原の草原を守るため に,全国各地からの乙女高原ファンの皆さんと一緒に,今年も気持ちいい汗を流しま しょう。 ○日 時  2002年11月23日(土・勤労感謝の日)午前9時30分〜  ○場 所  集合は乙女高原グリーンロッジ(0553-35-3866) ○内 容  @枯れ草の刈り取り        A遊歩道のロープはずし        Bその他 ○持ち物 弁当,軍手,雨具       (お持ちの方は)カマ,なた,刈り払い機などの道具 ○参加費 100円(保険料等) ○問い合わせ/申し込みは事務局へ   【事務局】 牧丘町役場地域活性課内 担当:久保川       電話 35−3111(内線141) ファクス 35−3733       メールアドレス otome@town.makioka.yamanashi.jp  ■第2回乙女高原自然フォーラム ゲスト 今井信五さん■ ゲストの今井さんは,地域の自然や文化を丸ごと「博物館」として次の世代にきちん と引き継いでいこうという「エコ・ミュージアム」のプロ。今井さんは,日本エコ ミュージアム研究会の理事をなさっていて,フランスへのエコミュージアム視察ツ アーの講師もなさっています。  もう一つは「インタープリターの人材養成」のプロ。インタープリターとは「自然 のコトバを人のコトバに翻訳して伝える人」のことで,「自然案内人」というような 意味です。今井さんは環境省や国土交通省のインタープリター養成にも関わっておら れます。 ○日 時  2003年3月9日(日)午後3時〜        (ファンクラブ総会が2時からあります)  ○場 所  牧丘町民文化ホール(花かげホール) ///////////////////////////////////////////////////////   【乙女高原 自然レポート】  2002年11月10日の乙女高原  本当に久しぶりに乙女高原を訪ねました。  林道は,昨日の強風で吹き飛ばされた落ち葉や枝でいっぱいです。途中,道が凍っ ていました。冬の初めの控えめな氷ではありません。分厚い,まさに冬の氷でした。 焼山峠を過ぎたころから,日陰に雪が目立ち始めました。きっと昨日降ったもので しょう。  草原は一面,枯れ草色でした。  草刈りボランティアの日に,遊歩道のロープを外します。そのときの邪魔にならな いように,夏の間,ロープにつるしておいたお花の紹介カードや「草原の中に入らな いでね」ポスター, 遊歩道の地図などを外しながら歩きました。  フィルムケースが落ちていました。拾って持ち帰ろうと思ったら,キャップのとれ た,その中に氷が張っています。どのくらいの厚さがあったと思います? ぼくは表 面だけが凍っているものとばかり思っていたら,なんと底まで全部氷で,出してみた ら,フィルムケースそのままの形で氷が出てきました。それくらい寒かったんでしょ う。  木々が葉を落としているので,遠くの景色がよく見えます。雪をかぶった南アルプ スもよく見えました。「あれは農鳥? あれは間ノ岳? あれは北岳?」 山に詳し い人と一緒にくればよかったなあ と思いました。  草原の枯れ草に実がなっています。夏,マルハナバチの観察をした今年は,今まで の年と見え方が違っています。「夏の間,マルハナバチたちが一生懸命働いた,その 結果がこの実りなんだなあ(まさに『結果』ですよね)」って。  実の形を写真に撮り,中からたねを取り出して,手のひらに乗せて写真を撮りまし た。綿毛のついているたねが多かったように思います。その中でも「うつくしいな あ」と思ったのが,セイタカトウヒレンのたね。羽毛布団やダウンジャケットからダ ウン(羽毛)が出てくることがあるじゃないですか。それと同じような形だったんで す。うーん,なんと表現したら,もっとわかりやすいんだろうなあ。タンポポの綿 毛って,途中からいっぱい枝が出ていて,まるで打ち上げ花火のように見えますね?  その枝からまた小さな枝がたくさん出ているのです。だから,まるでダウンのよう に見えたんです。  草刈りを過ぎると,乙女高原は冬眠の季節になります。林道が閉鎖されるからで す。  かといって,今,ほんとうに寂しいかというと,そうでもありません。  今日は駐車場に天体望遠鏡と車がありました。きっと乙女の夜空を見ていたんで しょうね。昨晩なんて寒かっただろうなあ。  また,焼山峠は小楢山に向かうハイカーたちの車でごったがえしていました。  初冬の乙女高原もいいものですよ。防寒具をしっかり用意して,ぜひ,どうぞ。 ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ご意見/ご感想/情報はこちらに・・・ mailto:xxxxxx@j-gate.net バックナンバーをご覧になりたかったら・・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/mailmagajin.html 乙女高原.ファンクラブのホームページは・・・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/ 「ウエちゃんの乙女高原自然観察記」は・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/observ_top.htm ※この号は,286人にお送りしています。このメールマガジンは希望する方に無料 で配信しています。まわりにご希望の方がいらっしゃいましたら,アドレスとお名前 を「返信」してくだされば,メール配信のリストに加えます。よろしくおねがいしま す。