□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■    乙女高原ファンクラブ 公認  乙女高原メールマガジン 第061号 2002.11.25. 発行者:植原 彰 (乙女高原のある町・牧丘町在住) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ●今年も「草刈りボランティア」無事終了  2002年11月23日  草刈り前の一週間,めまぐるしく変わる天気予報を見ては一喜一憂していました が,ふたをあけてみると,当日は穏やかないい天気。  ボランティアによる草刈りは今年で3年目(3回目)になりますが,3回とも穏やか な晴れの日でした。  今年の『草刈りボランティア』には,「総合学習の一環で来ました」という中学生 から「若い時に,スキー場に適した土地はないかと歩き回り,ここ(乙女)に行き着 いた」という乙女高原の生き字引のような方まで,それこそいろいろな世代の方,さ まざまな動機の方が参加してくださいました。  翌日の朝日新聞には250人と載っていましたが(・・・だって,事前申し込みが200 人あったというし,当日の飛び込み参加は受け付け用紙を見ると,ざっと40人くらい いそうだったんだもん),正確にカウントすると190名だったそうです。  全員が参加費100円です。町長さんも,ぼくらスタッフも平等に100円払ってのイベ ントでした。  家族連れで参加してくださった方も多数いらっしゃり,親子で和気あいあいと汗を 流している光景は,とてもほほえましい感じでした。  若いスタッフが食後のオプションとして用意した『ブナじいさんの根元に落ち葉の ふとんをかけてあげるキッズ・ボランティア』というプログラムに,子どもたちが 嬉々として参加していました。このブナじいさんは尾根に立っているため,根本の土 が流れてしまい,根が何箇所もむきだしになっていたのです。  今回は草刈りばかりでなく,湿地のごみ拾いも同時に行いました。他の場所より低 くなっている湿地は,どうしても「ゴミ捨て場」になってしまっていたようだからで す。  「昔のごみ処理は,穴を掘って埋めるのが当り前」だったせいでしょうか。まるで 『遺跡の発掘』のように,次から次へと昔懐かしい空き缶などが見つかり,結局,引 き上げたり,発掘したりしたごみが軽トラック2台分にもなりました。  たくさんのボランティアが参加してくださいました。  その多くが「草刈り」ボランティアだったわけですが,じつは,参加の仕方も様々 だったんですよ。  たとえば,今年も豚汁づくりに精を出してくださった竹居さんは,自家製のみそや 自分の畑でとれた野菜持参。これに藤巻さんがごぼうと豚肉をカンパしてくださり, さらに,「豚汁づくりボランティア」に手を挙げてくださった方々もいらっしゃっ て,初めてあのおいしい豚汁ができたというわけです。一人で何回もおかわりをした 人がいたそうですね・・・おかげさまで,ぼくは一杯しか食べられませんでした!! !  小出さんを中心とした若いスタッフは,午後からの子供向けプログラムを担当して くださいました。来年からは「オプション」ではなく,初めから「子供向けプログラ ム」として展開したらどうかなと,個人的には考えています。もちろん,立候補して くださる方がいれば・・・ですが。  町田さんは「保健婦」という技能を生かしていただき,救護担当として本部に詰め ていただきました。ただ座っているのもなんですから,ロープの巻き直しも手伝って いただきました。  プロの写真家・古屋さんやアマチュア写真家の鈴木さんは「記録係」として重たい カメラの機材を持って草原内を縦横無尽に飛び回っていただきました。  このほかにも,ロープ巻き直し班,湿地ごみ上げ班,軽トラ運搬係,・・・・。い ろんな関わり方あってこその「草刈りボランティア」イベントだったんです。  来年の草刈りも11月23日。「草刈りはちょっと・・・」という方も,来年はぜひ 「チョボラ」の気持ちでご参加ください。 ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐  ■第2回乙女高原自然フォーラム■                  ゲスト 今井信五さん ※月日が変更になりました。ご確認ください。   今井さんは,地域の自然や文化を丸ごと「博物館」として次の世代にきちんと引 き継いでいこうという「エコミュージアム」のプロ。日本エコミュージアム研究会の 理事をなさっていて,フランスへのエコミュージアム視察ツアーの講師もなさってい ます。  今井さんのもう一つの顔は「インタープリター養成」のプロ。インタープリターと は「自然の発するメッセージや,その地域地域の人と自然との関わりによって育まれ てきた歴史・文化遺産を分かりやすく伝え,それらを共に大切にしようとする人」の ことです。今井さんは環境省や国土交通省のインタープリター養成に関わっておられ ます。  乙女高原とその周辺地域を「エコミュージアム」として次の世代に引継ぐことがで きないか? 乙女高原で「インタープリター」活動を始められないか? 今井さんの お話を聞きながら,ご一緒に考えてみませんか? ○日 時  2003年2月16日(日)午後3時〜        (ファンクラブ総会が2時からあります)  ○場 所  牧丘町民文化ホール(花かげホール) ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ●パネルディスカッションで乙女高原の取り組みを  11月30日(土) 午後2時から「自然とともに生きる」というテーマの,山梨大学 循環システム工学科主催のパネルディスカッションに植原がパネラーとして参加し, 乙女高原の保全活動について事例報告します。会場は県立文学館(甲府市)です。よ ろしかったら,聞きに来てください。  今,四苦八苦しながら,乙女高原での取り組みをパワーポイントにまとめていま す。  なお,このパネルディスカッションについて詳しくは・・・・ http://www.js.yamanashi.ac.jp/event/02panel.jpg ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ご意見/ご感想/情報はこちらに・・・ mailto:xxxxxx@j-gate.net バックナンバーをご覧になりたかったら・・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/mailmagajin.html 乙女高原.ファンクラブのホームページは・・・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/ 「ウエちゃんの乙女高原自然観察記」は・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/observ_top.htm ※この号は,322人にお送りしています。このメールマガジンは希望する方に無料 で配信しています。まわりにご希望の方がいらっしゃいましたら,アドレスとお名前 を「返信」してくだされば,メール配信のリストに加えます。よろしくおねがいしま す。