□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■    乙女高原ファンクラブ 公認  乙女高原メールマガジン 第076号 2003.7.5. 発行者:植原 彰 (乙女高原のある町・牧丘町在住) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ※7月26日(土)午後2時20分より,「山梨県ボランティアセンター25周年の集い」の メイン・プログラム「記念対談」に,植原が出演させていただくことになりました。 乙女高原ファンクラブの取り組みについてお話させていただく予定です。会場は甲府 市の県ボランティアセンターです。  よろしかったら,聞きに来てください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・ ○○○乙女高原 リアルタイム リポート○○○   夏本番までカウント・ダウン!       ■2003年7月5日(土)■  林道の脇に,ホタルブクロのピンク色の花が目立つようになってきました。モミジ イチゴもおいしい実をたわわに実らせています。オカトラノオの白い花も咲き始めま した。ノリウツギのアジサイみたいな花のつぼみも,はちきれそうにふくらんでいま す。 今年もまた,夏がやってくるんですね,いよいよ。 ●花たちがいよいよつぼみをつけています  ニガナ,シロバナニガナはもう満開。アヤメはそろそろ咲き終わりに近づきつつあ ります。フレアスカートのようなヤマオダマキは咲き始めました。 ・・・とはいえ,草原はなんとなくさびしい感じがします。「炎のじゅうたん」とで もいえるようなレンゲツツジと,夏の豪華絢爛なお花畑のような景観の,今はちょう ど端境期(はざかいき)といえるでしょう。  でも,夏を彩るお花たちもつぼみをどんどんつけていますよ。ノアザミとヒヨドリ バナはほとんど咲きそうです。ぼくの2番手予想はヤナギランとカラマツソウ。3番 手はチダケサシとキンバイソウです。クガイソウやシモツケソウのつぼみもかわいい です。来週にはこれらの花が咲き始めるのではないかと思います。  それに,ぼくが「ああ,乙女高原に夏が来たなあ」と思えるのは,じつは「虫の羽 音」。夏になると,乙女高原のあの草原を歩いている間じゅう,何かしら,虫の羽音 が聞こえています。それが耳について,夜,寝るときも耳元で何かがブンブン言って るような気がするほどです。今日の乙女は,今年になって初めて,ブンブンずーっと 虫の羽音が聞こえていました。だから,いよいよ夏本番です。  みなさん,いよいよ「乙女の季節」。真夏でも涼しい風が吹き抜ける乙女高原に, ぜひ,おいでください。 ●ブナじいさんの肩に  ブナじいさんに近づくにつれて,キビタキの鳴き声が大きくなります。声のするほ うを探してみると,ブナじいさんの枝に止ってキビタキがさえずっています。キビタ キはとってもオシャレな鳥です。胸のあたりはオレンジ色で,おなかは黄色。翼は黒 で白い紋付です。どうです? この色彩感覚。なかなかいいでしょ??  日本に渡ってきた頃(5月)は,一つの枝にしばらくの間,止って鳴いてくれるの で,とても見やすいのですが,今回はちょっと歌っては場所を換え,また歌っては場 所を換え・・・とやっていたので,双眼鏡で追いかけるのが大変でした。縄張りのパ トロールでもしていたのでしょうか?  そうそう。双眼鏡でキビタキを追いかけていたら,ブナの枝にたくさんの実がつい ているのを発見しました。秋が楽しみです。  6月最後の金曜日からグリーンロッジに管理人さんが常駐するようになりました。 今年も西川さんが管理人さんを務めていらっしゃいます。乙女高原に行ったら,ぜ ひ,グリーンロッジの西川さんに,声をかけてくださいね。 ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ○○○乙女高原ファンクラブ presents!!○○○    乙女高原 夏の自然観察会  −−乙女高原案内人といっしょに,乙女の自然を満喫しよう!      1回目 2003年7月27日(日)      2回目 2003年8月31日(日)  いずれも午前9時半から午後3時ころまで。集合は乙女高原グリーンロッジ。少雨決 行(結構)。参加費100円。持ち物は帽子,筆記用具,雨具,弁当(乙女高原のまわ りにはお店どころか自動販売機もありません),飲み物,その他(図鑑やルーペなど の観察用具があると便利です)  ■問い合わせ・申し込みは・・・乙女高原ファンクラブ事務局 牧丘町役場地域活性課乙女高原係   〒404-8550 (山梨県東山梨郡牧丘町窪平350)     電話 0553-35-3111(内線141 )ファックス 0553-35-3733    E-mail  otome@town.makioka.yamanashi.jp      ホームページ http://www.otomekougen.npo-jp.net/  ※一回目(7月27日)の観察会はマルハナバチの観察も行います。ゲストに,マルハ ナバチの研究者 国武陽子さんをお願いしています。 ※7月20日には,観察会の下見も兼ねて,国武さんからマルハナバチの観察方法を みっちり教わる予定です。観察会と同じく午前9時半ころから行っておりますので, ご希望とあれば,ぜひ,ごいっしょにどうぞ。ただし,下見の参加者には,ぜひ,観 察会本番のスタッフもやっていただきたいと思います。よろしく。 ※今年,乙女高原案内人という人材の養成講座を開催しましたが,その修了者が観察 会のスタッフをやってくださる予定です。オリジナルワッペンを胸につけた乙女高原 案内人の活躍をご期待ください。 ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ○○○募集!!○○○    マルハナバチ調査手伝いボランティア  なお,国武さんから「今年も乙女高原でマルハナバチの調査をしたいのですが,手 伝っていただける方がいらっしゃらないでしょうか?」というリクエストをいただい ています。どなたか,マルハナバチの調査手伝い人,してみませんか?  とりあえず,ご希望の方は,ぼくまでご返信ください。    (以下,国武さんのメールより) ちょうど7月の後半から8月の上旬が勝負で,20日はちょうど乙女高原での調査初 日の予定でおりました。もし,もしできたらなのですけど,オオバギボウシの調査を 手 伝っていただくことは可能でしょうか?  とってもとってもずうずうしいお願いですいませんが,お手伝いいただけるようで あればとっても助かります。いかがでしょうか?  調査することは,今年花が咲きそうなオオバギボウシの個体識別(テープをつけ る) をして,個体の基礎データを取ることです。  とるデータは@個体間の距離A花茎の直径Bつぼみの数で,場所は以前調査を行っ た6ヶ所です。  このデータをもとに秋の結実時期にまた調査をして,種子生産の結果を解析するた めです。 ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ご意見/ご感想/情報はこちらに・・・ mailto:xxxxxx@j-gate.net バックナンバーをご覧になりたかったら・・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/mail_mag/ 乙女高原.ファンクラブのホームページは・・・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/ 「ウエちゃんの乙女高原自然観察記」は・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/observ_top.htm ※この号は,355人にお送りしています。「乙女高原メールマガジン」は希望する 方に無料で配信しています。まわりにご希望の方がいらっしゃいましたら,アドレス とお名前を「返信」してくだされば,メール配信のリストに加えます。  お互いに顔の見えるような関係の中でメール配信したいので,あえて自動配信の メールマガジン用ホームページ等は利用しておりません。