□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■    乙女高原ファンクラブ 公認  乙女高原メールマガジン 第077号 2003.7.10. 発行者:植原 彰 (乙女高原のある町・牧丘町在住) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ○○○乙女高原ファンクラブ 活動報告○○○   乙女高原案内人 大活躍!       ■2003年7月1日(火)■  牧丘町には3つの小学校があり,どの学校もこの時期に乙女高原で一泊二日の自然 教室を行っています。  そのうち,牧丘第一小学校では,早い時点から乙女高原ファンクラブに講師派遣依 頼が来ていました。牧一小では5年生が自然教室に行くことになっており,担任の先 生が乙女高原案内人養成講座を受講してくださいました(なにをかくそう,ぼくの長 男の担任の先生です。つまり,ぼくの息子も自然教室に参加しました)。「子どもに 教えるには,まず,教師自身が知らなくては」というその態度も立派だと思います し,参加してくださったことにより,案内人の皆さんとの打ち合わせもスムーズに, みっちりできました。  おかげさまで,とてもいい形での「乙女高原案内人の仕事始め」になりました。  この自然教室には7人もの案内人の方々が無償で参加してくださいました。ほんと うにありがたいことだと思います。  ぼくは仕事がありましたので,参加はできなかったのですが,事前に下見をし, 「ここでは,こんなものを観察すればいいよ」という情報を事前に案内人の皆さんに お送りするということで,協力させていただきました。  終わった後,3人の案内人の方々が,ステキなメールをくださいました。以下,紹 介します。なんか,キラキラ輝いているようなレポートですよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ■♪子どもたちのキラキラした目がとっても印象的!大好きになりそう!    (小笠原 恭子:乙女高原案内人)  41人の可愛い瞳に見つめられて、“ドキドキ”“わくわく”。 生まれてはじめてのインナープリター体験は、あれよあれよという間にスタートして しいました。  自然教室当日はあいにくの雨でロッジのホールでおこなうことになり、私もスケッ チブックを持ち、子どもたちの前に立つことになりました。スケッチブックの中身は 植原さんから送られてきたメールでのアドバイス“そこにたくさん咲いている花こ そ、そこの自然を代表する花です”のとおりに自然観察記「アヤメの花のどこに虫が 来るか?」を紙芝居風にした簡単なものです。前日の夜にあわてて作ったもので、 「これでいいのかなーいいのかなー」とはじまるまで考えていました。しかし、はじ まるとどうでしょう。子どもたちの食い入るようなキラキラした瞳に見つめられ、だ んだん幸せな気持ちになってきました。不思議ですね。子どもたちからエネルギーを もらったようです。「これからもできるかぎり、自然教室に参加したい!」。こんな 気持ちがモリモリ湧いてきました。すばらしい出会いに感謝したいです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ■やったね!上手くいきました    (加藤 信子:乙女高原案内人) まず、加藤と小笠原さんは車でロッジまで先に行き、コースの下調べをしました。草 原の中はどのコースをとっても同じような状態なので、変化をつけるために、右側の 林の中と富士山の見える場所あたりまで、草原を通って林の中へ、又は林の中を通っ て草原へと言うコース取りを、考えました。  林の中では、石原さんの研修の時を思い出しながら、ウンチさがしや、アワフキが 付いている木や、アヤメやトラノオが何者かに食べられた跡を見つけ、これはきっと 子供たちが喜ぶぞと思いながら先に進み、植原さんの言われたとおりブナじいの方に 下りオトシブミを沢山見つけました。そして草原に向かい始めたら、雨がポツポツと 落ちてきました。  子供たちが着く頃には本降りとなり、雨の様子を見ながら食事を取りました。結 局、子供たちの健康を考えて雨の中での観察会は中止となりました。  そこで私たち7人は、休憩時間中に外へ出て先に見つけておいたものを拾ってきて さてどうするかと相談しました。  自然観察指導員の小林さんと土橋さん、植原さんのメールを参考にしてアヤメのク イズを作ってきた小笠原さん、オトシブミの担当になった加藤と、4人で分担して子 供たちの前に立ちました。  小林さんの始めと終わりの喋りは本当に上手でした。初めてにしてはとても上手く 行ったと思います。お子様のご感想はいかがでしたでしょうか?  来週の7月10日の14時から16時と言う案内も引き受けてきました。花もだんだん咲 き始めるので行くのが楽しみです。  帰りに、坂田さんの建築中の家に5人でお寄りしてコーヒーを頂きながら、しばし 歓談、とてもとても楽しい案内人スタートの一日でした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ■雨の乙女高原もなかなか良いもんですよ    (小林 茂:乙女高原案内人)  牧丘第1小学校五年生41名(植原さんのお子さんクラス)の自然教室に乙女高原 案内人養成講座を受講した7名(竹居さん、坂田さん、土橋さん、加藤さん、小笠原 さん、福間さん、小林)と乙女高原ファンクラブ事務局の久保川さんで出席して来ま した。  塩平を朝9時出発しに自然観察路を歩き(空き缶ゴミ拾いを行いながら)、母母峠 に到着した所で生憎の雨がポツリポツリと落ちてきて全員雨具を羽織りグリーンロッ ジへ2時半掛け到着しました。  昼食をグリーンロッジ内で取りましたが、その間も雨は止まず担任の志村先生は何 とかならないかなと何度もロッジのベランダに出て空模様を眺めていましたが、結 局、生徒の健康を心配して高原内での観察会はできませんでした。 志村先生もプロ ジェクタを使用しての勉強会も用意されていましたが、折角同行させていただきまし たので7名で雨の中、子供達のために乙女の自然を勉強できる物を探しました。(加 藤さんと小笠原さんが下調べを行ってくださ いました。)  探したもので約2時間の勉強会(クイズ形式で)を行いました。  勉強会の内容は司会進行役を小林が行い  @乙女高原は何をしていたところ。(小林)  Aあやめ、マルハナバチについて(小笠原さんが準備をしっかりされていてあやめと マルハナバチの関係が判り易い紙芝居形式で大変素晴らしい内容でした。)  B子供達には大変好評だった岳樺、白樺(落ちていた皮と枝を使用して)についてと ミズナラの実を食べる熊について(土橋さん)  Cウサギとテン(多分)の糞を使った何の糞クイズ(小林)  Dヤマオダマキについて(やはり説明用の紙芝居形式で小笠原さん)  E落し文について(ブナじいさん近くで落し文が沢山ありましので加藤さん) を行いました。  子供達には多分面白い内容であったと思います。(自画自賛ですが植原さんお子さ んに聞いてみてください) 又、久保川さんから来週の第2小学校の自然教室参加の 要請を請けこちらは坂田さん、加藤さん、小笠原さんが出席していただける事となり ました。(この時は子供達の作った食事を一緒に食べるそうです。うらやましい)  私事ですが今回の反省としては雨の降ることを想定していませんでしたので次回は 用意しておこうと思います。今回同行させていただき大変勉強になりましたので来年 以降も最低一度は同行させて戴こうと思います。 ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ○○○乙女高原ファンクラブ presents!!○○○    乙女高原 夏の自然観察会  −−乙女高原案内人といっしょに,乙女の自然を満喫しよう!      1回目 2003年7月27日(日)      2回目 2003年8月31日(日)  いずれも午前9時半から午後3時ころまで。集合は乙女高原グリーンロッジ。少雨決 行(結構)。参加費100円。持ち物は帽子,筆記用具,雨具,弁当(乙女高原のまわ りにはお店どころか自動販売機もありません),飲み物,その他(図鑑やルーペなど の観察用具があると便利です)  ■問い合わせ・申し込みは・・・乙女高原ファンクラブ事務局 牧丘町役場地域活性課乙女高原係   〒404-8550 (山梨県東山梨郡牧丘町窪平350)     電話 0553-35-3111(内線141 )ファックス 0553-35-3733    E-mail  otome@town.makioka.yamanashi.jp      ホームページ http://www.otomekougen.npo-jp.net/  ※一回目(7月27日)の観察会はマルハナバチの観察も行います。マルハナバチの予 習に,ぜひ,下記のホームページを訪ねてください。 http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/0207/0207.htm http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/0208/0208.htm http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/0304/0304.htm ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ご意見/ご感想/情報はこちらに・・・ mailto:xxxxxx@j-gate.net バックナンバーをご覧になりたかったら・・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/mail_mag/ 乙女高原.ファンクラブのホームページは・・・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/ 「ウエちゃんの乙女高原自然観察記」は・・・ http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/observ_top.htm ※この号は,356人にお送りしています。「乙女高原メールマガジン」は希望する 方に無料で配信しています。まわりにご希望の方がいらっしゃいましたら,アドレス とお名前を「返信」してくだされば,メール配信のリストに加えます。  お互いに顔の見えるような関係の中でメール配信したいので,あえて自動配信の メールマガジン用ホームページ等は利用しておりません。