□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□    乙女高原ファンクラブ 公認  乙女高原メールマガジン 第085号 2003.11.15. 発行者:植原 彰 (乙女高原のある町・牧丘町在住) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・   ▲▼ も く じ ▼▲ NEW! 0.【ニュースニュース】 NEW! 1.【観察報告】 11月2日の乙女高原     2.【募集】 11月23日 第4回 乙女高原の草原を守る!     3.【募集】 12月13日 意見交換会ならびに交流会          4.【募集】 12月14日 救急法講習会  NEW! 5.【募集】 2004年1月25日 第3回乙女高原フォーラム  ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   0.【ニュースニュース】 ●いよいよ乙女高原が一年で一番にぎやかになる日,「乙女高原草刈りボランティ ア」の日が近づいてきました。毎年のことですが,勤労感謝の日には,乙女高原で草 刈りの勤労を!  11月23日(日)です。・・・→2. ●11月15日,柳平のすこし先まで行ってきました。だいぶ寒くて,水たまりには厚さ 2センチはありそうな氷が! どうも一晩だけでできたものとは思えません。 ●12月13日に意見交換会ならびに交流会を,牧丘の民宿でやります。まあ,平た く言えばボウ年会です。年を忘れるというより,今年一年をきっちり振り返って,来 年を充実した年にしたいので望年会です!・・・→3  翌日は救急法の講習会をやりますので,そのまま,なだれ込んでください。  なお,その日(14日/日)2時から,講習会会場隣の「町民文化ホール」で, 「みのぶジュニアコーラス」のコンサートがあります。演目はミュージカル「森は生 きている」他です。子どものコーラスとはいえ,とっても完成度の高い,素晴らしい 歌声です。入場無料ですが,整理券が必要です。コンサートをお聞きになりたい方 は,ぜひ,植原に返信してください。整理券を用意します。 ●乙女高原ファンクラブの次回世話人会は12月17日(水)の午後7時30分から牧 丘町総合会館2階 談話室です。ぜひ,おいでください。 ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐     1.【観察報告】  ●11月2日の乙女高原● ●小春日和のおだやかな秋の日,乙女高原に行ってきました。紅葉がクライマック ス。そよ風が吹くたびにカラマツの黄葉がハラハラと落ちてきます。  この時期,葉を落として見通しのよくなった森の中で目立っているのが,なんと いってもマユミの実。赤い実がたわわに実っている様は,まるで木に花が咲いている ようにも見えます。近づいてよく見ると,すりガラスっぽい色をした外側の実の皮が 破れて,まっかっかな中の実がぶら下がっています。とてもおもしろい実の形です。 ●ヒー・ヒー・・・鳴き声をカタカナで書くと,こう表すしかないのですが,なんと なくドスの効いたヒーヒーという声でないているのはウソという鳥。ふっくらしてい て,オスはのどのところがピンク色をしている,かわいい鳥です。5−6羽の群で木 から木へ移動していました。  ジャジャと鳴きながら木の枝に止っているルリビタキの姿も見ました。名前のとお り,瑠璃色がきれいな鳥ですが,冬の間はオスもフォーマルウェアからカジュアル ウェアに衣替えしているせいか,ちょっぴり地味に見えます。  ナナカマドの赤い実をついばんでいるシメの姿も見ました。  木々が葉を落とすこれからのシーズンは,バードウォッチングに一番いい季節とな ります。夏の間は絶対に見られない冬鳥もやってきますし。  そう言えば,代表的な冬鳥であるツグミの声を今シーズン初めて聞いたのは,ぼく の家でも勤務先でもなく,ここ乙女高原で,10月25日でした。 ●ツツジのコースを歩いていると,かわいい声が聞こえてきました。小さなコガラ (洒落ではありません)の群です。森から草原に飛んできて,草に止り,実をついば んでは,また,森に戻り,木の枝で休んでは,また,草原に飛んできて・・・という のを繰り返していました。おもしろそうなので,しばらく立ち止まって,彼らの行動 を観察することにしました。  4羽の群でした。他の鳥は混ざっていません。さいわい,ぼくは乙女に通いなれて いるので,枯れ草を見ても,ほとんどの草の名前はわかります。わかりづらいもの は,双眼鏡で確かめました。群が移動を始めるまで,約10分間,観察できました。 それまでにコガラが訪問した草は,ハバヤマボクチ,シシウド,タムラソウ,ノダケ の4種で,その訪問回数は以下のとおりでした。    〇ハバヤマボクチ・・・・43回    〇シシウド・・・・・・・・・・14回    〇タムラソウ・・・・・・・・・・2回    〇ノダケ・・・・・・・・・・・・・2回  ダントツ多かったのがハバヤマボクチでした。巨大なアザミといった感じのハバヤ マボクチは,タンポポのように綿毛で飛ばすタイプの種をつけますが,まさかこれが コガラに一番人気とは!・・・でも,コガラは本当に草のたねを食べていたのでしょ うか? 遠くから見ていた限りではそのように見えました。虫を探しているようには 見えず,直接,実に行っていたように見えたけどなあ。  単純計算して4で割ると,一羽が10分間に11回も来ていたことになります。め まぐるしい動きですね。 ●この日は,午後から「大烏山」登山にチャレンジしてみました。杣(そま)口林道 をずっと登っていって,柳平に着く手前2キロほどのところの右手に,登山口の看板 があります。看板は2箇所あるのですが,そのうち柳平に近いほう,砂防堰堤の脇か ら登り始めました。  道がとても荒れていて,土が流れていたり,目印の赤ペンキが見当たらなかったり で,結局,1時間半歩いて,迷ってしまい,登はんをあきらめました。  最後にたどり着いた尾根から北東の方角に,圧倒されるような岩山がそびえ立って おり,「あれがきっと大烏だな。待ってろよ,次こそは・・・」と目で合図をし,き びすを返しました。 ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐     2.【募集】  ●11月23日 第4回 乙女高原の草原を守る!●  全国からボランティアを募集しての草原の草刈りも,今回で4回目です。  みんなで草刈りをして,乙女高原の草原を守り,育てていきましょう。  草刈り以外にも活動メニューがあります。ご友人を誘って,あるいは,ご家族で, ぜひ,おいでください。 ●実施日 11月23日(日・勤労感謝の日)少雨決行 ●午前9時半から昼食をはさんで午後2時ころまでを予定しています。 ●集合は乙女高原グリーンロッジ。 ●活動メニュー  ・草原の草取り  ・遊歩道のロープ回収  ・草原内のごみ拾い  ・湿地のごみあげ(昔捨てられたごみが,湿地にたまっています)  ・キッズ・ボランティア(子どもたち,集まれ!) ●持ち物 弁当,飲み物,軍手,雨具,ぼうし,防寒具   (お持ちの方は)かま,なたなどの道具 ●参加費 一人100円 ●キッズ・ボランティアについて  乙女高原「裏山」の「ブナのじいさん」は,山の尾根に生えているため,土が流れ やすく,根が浮いてきてしまっています。ただでさえ高齢で,枯れかけてキノコが生 えている大枝まであるほどですから,根が浮いてしまうダメージはとても大きなもの だと考えられます。ブナじいに少しでも元気になってもらうために,じいの根本に落 ち葉を集めます。  この作業をボランティアでしてくれる子どもたちを募集します。対象は一応,小中 学生ですが,保護者の方が付き添っていただけるなら,それより小さなお子さんの参 加も大歓迎します。 ■問い合わせ・申し込みは・・・乙女高原の草刈りイベント係  牧丘町役場地域活性課内   〒404-8550 (山梨県東山梨郡牧丘町窪平350)     電話 0553-35-3111(内線141 )ファックス 0553-35-3733    E-mail  otome@town.makioka.yamanashi.jp   ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐     3.【募集】  ●12月13日 意見交換会ならびに交流会● ・日時 2003年12月13日(土)午後3時−14日(日)午前9時   ※部分参加も可能。 会場 民宿あらい 牧丘町倉科4475 電話0553−35−2809 会費 8000円程度(1泊2食で6500円。これに飲み物代がプラスされます)  意見交換会だけという方は無料。宿泊なしで交流会だけという方は飲食代の実費を いただきます。 予定 午後2:30−3:00  受け付け      3:00−5:00  意見交換会      6:00−      夕食・交流会(忘年会を兼ねて)   翌朝・・・朝食後,9時ころ解散予定(引き続き,ぜひ救急法講習会へ!) ■問い合わせ・申し込みは・・・乙女高原ファンクラブ事務局  牧丘町役場地域活性課内   〒404-8550 (山梨県東山梨郡牧丘町窪平350)   0553-35-3111(内141)   ファックス0553-35-3733   E-mail otome@town.makioka.yamanashi.jp  ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐     4.【募集】  ●12月14日 救急法講習会● 日時 2003年12月14日(日) 会場 牧丘町B&G海洋センター 牧丘町窪平442-1 電話0553-35−4411 会費 無 料 予定 午前9:00−9:30 受け付け      9:30−12:00 救急法講習会 持ち物 上履き,筆記用具 服装 簡単な運動ができ,しかも,寒くない服装を。 講師 駒谷治克(こまや はるよし)さん ※日本赤十字社の救急法指導員ならびに蘇生法指導員  野外活動では救急法の習得が欠かせません。その中でも,命にかかわる心肺蘇生法 がもっとも大切です。今回は,心肺蘇生法(人工呼吸や心臓マッサージ)を体で覚えて いただきます! ■問い合わせ・申し込みは・・・乙女高原ファンクラブ事務局  牧丘町役場地域活性課内   〒404-8550 (山梨県東山梨郡牧丘町窪平350)   0553-35-3111(内141)   ファックス0553-35-3733   E-mail otome@town.makioka.yamanashi.jp  ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐     4.【募集】  ●2004年1月25日 第3回乙女高原フォーラム●  毎年一回,ビッグなゲストを招いて,自然と付き合うコツや乙女高原の自然を守る ヒントをいただいている乙女高原フォーラム。今年はなんと島根県からゲストを呼び ます! 日時 2004年1月25日(日) 午前10時から午後1時まで 会場 牧丘町民文化ホール(花かげホール)     牧丘町窪平453-1 電話0553-35−4888 会費 無 料 ゲスト 高橋佳孝さん(草原の保全に関しての日本の第一人者。近畿中国四国農業研 究センター主任研究官) ■問い合わせ・申し込みは・・・乙女高原ファンクラブ事務局  牧丘町役場地域活性課内   〒404-8550 (山梨県東山梨郡牧丘町窪平350)   0553-35-3111(内141)   ファックス0553-35-3733   E-mail otome@town.makioka.yamanashi.jp  ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ご意見/ご感想/情報はこちらに・・・  mailto:xxxxxx@j-gate.net バックナンバーをご覧になりたかったら・・・・  http://www.otomekougen.npo-jp.net/mail_mag/ 乙女高原.ファンクラブのホームページは・・・・・  http://www.otomekougen.npo-jp.net/ 「ウエちゃんの乙女高原自然観察記」は・・・  http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/observ_top.htm ※この号は,370人にBCCでお送りしています。「乙女高原メールマガジン」は 希望する方に無料で配信しています。まわりにご希望の方がいらっしゃいましたら, アドレスとお名前を「返信」してくだされば,メール配信のリストに加えます。  お互いに顔の見えるような関係の中でメール配信したいので,あえて自動配信の メールマガジン用ホームページ等は利用しておりません。 以上。