□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□    乙女高原ファンクラブ 公認  乙女高原メールマガジン 第086号 2003.11.24. 発行者:植原 彰 (乙女高原のある町・牧丘町在住) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・   ▲▼ も く じ ▼▲ NEW! 0.【ニュースニュース】 NEW! 1.【活動報告】 11月23日 第4回 乙女高原の草原を守る!     2.【募集】 12月13日 意見交換会ならびに交流会          3.【募集】 12月14日 救急法講習会      4.【募集】 2004年1月25日 第3回乙女高原フォーラム  ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   0.【ニュースニュース】 ●今年も大勢の方が集まってくださいました。勤労感謝の日には乙女高原で草刈りの 勤労を!・・・というのが定着してきたんだと思います・・・→1. ●草刈りの様子がテレビ放映されます。11月26日(水),午後6:20ころから。UTY テレビ山梨です。 ●12月13日に意見交換会ならびに交流会を,牧丘の民宿あらいでやります。まあ,平 たく言えばボウ年会です。年を忘れるというより,今年一年をきっちり振り返って, 来年を充実した年にしたいので望年会です! 皆さんもぜひ,ご一緒に・・・→3 ●交流会翌日の12月14日,午後2時より,「町民文化ホール」で,「みのぶジュニア コーラス」のコンサートがあります。演目はミュージカル「森は生きている」他で す。じつは,「ジュニア」の指導者・山本さんが乙女の草刈りに参加なさっていまし た。きっと草刈りに参加されたことが,コンサートにも生かされることでしょう。コ ンサートは無料ですが,整理券が必要です。お聞きになりたい方は,ぜひ,植原に返 信してください。整理券を用意します。 ●乙女高原ファンクラブの次回世話人会は12月17日(水)の午後7時30分から牧 丘町総合会館2階 談話室です。ぜひ,おいでください。 ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐     1.【活動報告】  ●11月23日 第4回 乙女高原の草原を守る!● ●4年連続,天気に恵まれたイベントでした。とはいえ,去年は1週間,天気予報にハ ラハラドキドキのしっぱなしだったのに,当日はポカポカ陽気・・・でしたが,今年は 週間予報はずっといい天気で安心しきっていたのに,当日はうす曇で,冷え冷えとし た天気でした。やっぱり「乙女の天気」はあなどれません。  それでも,今年も,大勢の方が草刈りに参加してくださいました(人数が確定した らお知らせしますが,たぶん200人前後でしょう)。中にはまさに1年ぶりという方も 多く,「お久しぶり,懐かしいねえ」なんていうあいさつがそこここで聞こえてきま した。このイベントが定着してきた,なによりの証拠だと思います。 ●今年の新機軸は,子どもたち用のプログラムを用意し,独立させたことです。子供 たちには子供たち用の発達段階に応じたプログラムが必要ですし,小さな子どもたち がうろちょろすると危険で,親も安心して作業できないという ことがあったからです。  キッズボランティアのプログラムは「ブナ爺の根元に落ち葉のおふとんをかけてあ げる」という活動です。  樹齢300年とも言われる,乙女随一のブナの巨木は,みんなから「ブナ爺」と呼ば れています(誰か本当の年齢を測っていただけませんか?)。とても立派な木なので すが,山の尾根に立っていることもあり,根元の土がどんどん流され,露出している 根がとても増えてしまいました。このままでは,ただでさえ枝が枯れかけ,きのこが 生えていたりする爺の老化を加速させてしまいます。  そこで,十分な量の新しい落ち葉がある今,落ち葉を集めて,爺の根元に敷き詰め れば,少しは爺の元気を取り戻せるのではないかと考えたのです。森の落ち葉はやが て腐って土になる大切なものです。そこで,森の中の落ち葉は拾わずに,運悪く林道 に落ちてしまった落ち葉を利用することにしました。  約20人ほどの子どもたちは,乙女高原案内人のリーダーの皆さんと一緒に,大きな ビニール袋と竹ぼうき,くまでを持って,ブナ爺近くの林道まで歩いていきました。  そして,林道に積もった落ち葉を集めてはビニール袋に入れ,まるでサンタクロー スみたいな格好でブナ爺までえっちらおっちら斜面を登って運び,ブナ爺の根元に入 れました。  あらかじめ大人がまわりの森から,何年か前の施行で切られた丸太を運んできて, ブナ爺のまわりに枠を作り,その中に落ち葉を入れてもらったのです。  結構ハードな仕事だったにもかかわらず,子どもたちは全然泣き言も言わずに,一 生懸命仕事をしていました。作業終了後,子どもたちと一緒に周囲に落ちていたブナ の実を観察したり,乙女高原案内人の皆さんの説明を聞いたりしました。これをきっ かけに,別の季節のブナ爺にも会いに来てもらいたいなあと思いました。  ブナ爺の周囲に丸太の枠ができて,中に落ち葉が入っています。なんか人工的な感 じがします。この作業をしたことに対して賛否両論あると思います。皆さんのご意見 をお聞かせください。また,巨木を守るような実践をされている方からアドバイスを いただきたいと思います。よろしくおねがいします。 ●なんか皆さん,とにかく草が刈りたい!という感じで,「全員で遊歩道のロープを はずしてから,草刈り開始」という注意事項は全然守れていませんでした(笑)。そ れでも,ロープ班の皆さんの奮闘もあり,比較的短時間でロープがきれいに片付けら れました。  また,ロープ班の皆さんは,ロープの片付け後,湿地のゴミ揚げにも精を出してい ただきました。湿地は川を産み出している場所です。「川の赤ちゃん」というより, 「川の子宮」といったほうがより合っていると思います。 そこに10年前,20年前といった年代物のゴミがたくさんあり,去年かなりきれい にしましたが,今年もゴミ揚げをしていただきました。大きなビニール袋2つ分にな りました。  豚汁班には,竹居さんに乙女高原案内人の女衆も加わって,手際よく調理が行われ ました。竹居さんにはたくさんの野菜,藤巻さんには肉とごぼうを提供していただき ました。ご馳走様でした。  11時半ころには大方の作業が終わってしまい,順次,お弁当タイムになりました。 「運び出しはイイカゲンにしてください」とお願いしましたが,それにしてもイイカ ゲンすぎたような気がしています。  乙女高原では,焼いて畑に入れるため,また,冬季の牛馬の飼料に混ぜるために, 伝統的に草の持ち出しが行われていました。ですから,この伝統を引き継いで,草の 持ち出しを続けることが,乙女の草原を守るための安心策です。なんたって,「そう すれば草原が保たれる」ことを歴史が証明してくれているのですから・・・。  「刈った草はその場に残さないと草の肥料にならない」という意見もありますが, それでは年々栄養が溜まってしまい,たくさんの栄養を必要として大きく育つ草ばか りが勢力を延ばし,「お花畑」の様相が変わってしまう可能性があります。  せっかく草刈り作業が早く終わるようになったのですから,来年は,運び出し作業 をもっとしっかりやるほうがいいのではないかと,ぼくは考えます。  楽しいお弁当タイムが終わり,刈ったばかりの草原で全員集合し,記念写真を撮り ました。そして,終わりの会。他の用事があって途中から駆けつけてくださった町長 さんがあいさつしてくださいました。 ●いよいよ牧丘も,来年は市町村合併に巻き込まれる予定です。合併後も乙女高原の 自然を守る「しくみ」が行政の中にちゃんと残るのか?・・・じつは今こそがその正 念場です。  だからこそ,今,「乙女高原の自然をずっと守っていこう」と考えている人はこん なにたくさんいるんだ!・・・ということをアピールしたいと思っています。言葉を 変えれば,できるだけたくさんの方に乙女高原ファンクラブに入っていただきたいの です。・・・草刈りに200人もの乙女ファンが集まったのですから,それを呼びかけ るせっかくのチャンスだったのに,終わりの会でそれを言う機会を逸してしまいまし た(!!!!)。  草刈り終了後,あんまり寒かったので温泉にゆっくり入りながら,今日一日を振り 返っていたのですが,その時,「しまった!」と気付きました。時すでに遅し・・・ です。  でも・・・今からでも間に合います。このメルマをお読みになっている方で,まだ ファンクラブに入会してない方,ぜひ,ご入会ください。入会金も年会費も必要あり ません。入会すると年に3−4回,ニュースレターが届きます。ご家族で入会してい ただくのも一計です。ファンクラブ会員数は増えるし,でも,ニュースレターなら一 家族に一通で足りますから,ファンクラブの経費節減にもなります。  「ぜひ,入会します」と返信してください。よろしくおねがいします。 ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐     2.【募集】  ●12月13日 意見交換会ならびに交流会● ・日時 2003年12月13日(土)午後3時−14日(日)午前9時   ※部分参加も可能。 会場 民宿あらい 牧丘町倉科4475 電話0553−35−2809 会費 8000円程度(1泊2食で6500円。これに飲み物代がプラスされます)  意見交換会だけという方は無料。宿泊なしで交流会だけという方は飲食代の実費を いただきます。 予定 午後2:30−3:00  受け付け      3:00−5:00  意見交換会      6:00−      夕食・交流会(忘年会を兼ねて)   翌朝・・・朝食後,9時ころ解散予定(引き続き,ぜひ救急法講習会へ!) ■問い合わせ・申し込みは・・・乙女高原ファンクラブ事務局  牧丘町役場地域活性課内   〒404-8550 (山梨県東山梨郡牧丘町窪平350)   0553-35-3111(内141)   ファックス0553-35-3733   E-mail otome@town.makioka.yamanashi.jp  ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐     3.【募集】  ●12月14日 救急法講習会● 日時 2003年12月14日(日) 会場 牧丘町B&G海洋センター 牧丘町窪平442-1 電話0553-35−4411 会費 無 料 予定 午前9:00−9:30 受け付け      9:30−12:00 救急法講習会 持ち物 上履き,筆記用具 服装 簡単な運動ができ,しかも,寒くない服装を。 講師 駒谷治克(こまや はるよし)さん ※日本赤十字社の救急法指導員ならびに蘇生法指導員  野外活動では救急法の習得が欠かせません。その中でも,命にかかわる心肺蘇生法 がもっとも大切です。今回は,心肺蘇生法(人工呼吸や心臓マッサージ)を体で覚えて いただきます! ■問い合わせ・申し込みは・・・乙女高原ファンクラブ事務局  牧丘町役場地域活性課内   〒404-8550 (山梨県東山梨郡牧丘町窪平350)   0553-35-3111(内141)   ファックス0553-35-3733   E-mail otome@town.makioka.yamanashi.jp  ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐     4.【募集】  ●2004年1月25日 第3回乙女高原フォーラム●  毎年一回,ビッグなゲストを招いて,自然と付き合うコツや乙女高原の自然を守る ヒントをいただいている乙女高原フォーラム。今年はなんと島根県からゲストを呼び ます! 日時 2004年1月25日(日) 午前10時から午後1時まで 会場 牧丘町民文化ホール(花かげホール)     牧丘町窪平453-1 電話0553-35−4888 会費 無 料 ゲスト 高橋佳孝さん(草原の保全に関しての日本の第一人者。近畿中国四国農業研 究センター主任研究官) ■問い合わせ・申し込みは・・・乙女高原ファンクラブ事務局  牧丘町役場地域活性課内   〒404-8550 (山梨県東山梨郡牧丘町窪平350)   0553-35-3111(内141)   ファックス0553-35-3733   E-mail otome@town.makioka.yamanashi.jp  ------------------------‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ご意見/ご感想/情報はこちらに・・・  mailto:xxxxxx@j-gate.net バックナンバーをご覧になりたかったら・・・・  http://www.otomekougen.npo-jp.net/mail_mag/ 乙女高原.ファンクラブのホームページは・・・・・  http://www.otomekougen.npo-jp.net/ 「ウエちゃんの乙女高原自然観察記」は・・・  http://www.otomekougen.npo-jp.net/observ/observ_top.htm ※この号は,372人にBCCでお送りしています。「乙女高原メールマガジン」は 希望する方に無料で配信しています。まわりにご希望の方がいらっしゃいましたら, アドレスとお名前を「返信」してくだされば,メール配信のリストに加えます。  お互いに顔の見えるような関係の中でメール配信したいので,あえて自動配信の メールマガジン用ホームページ等は利用しておりません。 以上。