file No. | 0303 | |
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Date | 2003/04/27 | |
タイトル | 雪どけ草原の「えぼじ」 〜2003年4月27日の観察記〜 | |
まずは,「えぼじ」を見てください。こんなのが雪どけの草原にたくさん現れます。
しっかり数えたことはありませんが,おそらく100個以上はあると思われます。
画面の左のほうに,くぼんだ通り道が見えますでしょ? 冬の間,ここが雪の下だった ことを考えると,ここを「えぼじの主」である小さな動物(ネズミ? モグラ?)が 通路として使っていたことは,容易に想像がつきます。
時には,通路の途中が広くなっていて,テラス状になっているところもありました。 そんなテラスには,糞が積もっていることもありました。 不思議なのはソーセージ状の堆積物です。「ちくわ」のように中が空洞になっていて, そこを「えぼじの主」が通っていたのでは?・・・と考え,いくつかを輪切りにして みたのですが,ポロポロとくずれてしまいました。 また,よく見ると,このソーセージ,ずっと前からそこにあったというより,フワフワと(?) 浮かんでいたのが,地面にそっと降りてきたって感じです。というのも,スライムを地面に 置いたようにヘナッとなってなくて,まさにソーセージをそのままポンと置いたように 見えます。手で触ればすぐにポロポロになってしまうほど柔らかいものが,ちゃんとした形を 保っているなんて,不自然です。
このソーセージのでき方が,ぼくの頭の中ではずっと謎だったんですが,今年,解決のヒントが
見つかりました。それは4月13日のことです。
それにしても,だれがどのようにこの「えぼじ」を描いたのでしょうか。その主と会って
みたいものです。モグラの仲間? それともネズミの仲間? |
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