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11月23日。草刈りの朝,6時半に乙女高原に着きました。草刈りの準備を済ませ,乙女高原の中を自然観察しました。
自然観察は「いつでも,どこでも,だれとでも」がモットー。でも,「冬」の「早朝」というのは初体験なのでワクワクしました。
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ロッジ屋外の温度計はマイナス2度です。この時期の乙女高原にしては高い気温です。
それでも,枯れた草花たちに霜が降りていて,目を近づけてみると,幻想的です。
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それは地面の霜も同じ。細長いススキの枯れ草の根元に,ごま塩のような霜が降りていました。
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よく見ると,雪(氷)の結晶になりかかっているものもあります。写真中央のちょっと上に「雪の結晶の一部分」といった感じの構造物があるのが分かりますか?
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霜柱も元気に育っていました。これらの霜柱が昼間も解けきらないで残り,それにまた次の霜柱が継ぎ足されるようになると,巨大霜柱の完成です。
本格的な冬が来るのが楽しみです。
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まるで,誰かがたくさんの針を刺したような霜もありました。これで落ち葉を縫うのかな?
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そして,究極の霜を見つけました。枯れ草の根元からニューッと板状の氷が伸びて,丸まったという感じの霜です。なんだか,縁日の飴細工を見ているようです。
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小さな積み木をたくさん集めたような霜です。
「霜」と一口に言いますが,見てきたように,結晶状のもの,糸状のもの(霜柱),針状のもの,飴細工状のもの,積み木状のもの・・・と,いろんな形があるんですね。
なんだか楽しくなってきました。
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